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櫛・簪(くし・かんざし)の美

06.21[土]~09.15[月] / 山梨県 / 河口湖美術館

日本人の髪にまつわる美意識。道具であり、技術・美しい装飾意匠に満ちた工芸品。

2014/06/18(公開:2014/06/17)

山梨県河口湖美術館で行われる、くしとかんざしがテーマの展覧会イベント

櫛(くし)や簪(かんざし)は、人が髪を結い上げるときに使うためのアクセサリー。道具としての使い道だけではなく、優れた手作りの技術と美しい装飾意匠に満ちた、見事な工芸品でもある。

東京都青梅市の櫛かんざし美術館には、小説「光琳の櫛」(芝木好子)のモデルになった、京都の舞妓・岡崎智予さんが集めた4000点ものコレクションが収蔵されている。江戸後期、文化が爛熟して工芸の技術が高い水準となった時代から、明治、大正、昭和のものまで、様々な品が網羅されている。光琳、抱一、羊遊斎(ようゆうさい)などの高名な作家の逸品も含まれている。

素材は、鼈甲、象牙、金属、蒔絵、透かし彫り、螺鈿となど幅広く、技法も多岐に及ぶ。意匠も四季の草花、昆虫、人、動物、風景、物語の場面、日本地図、幾何学文様まで、バラエティに富んでいる。かつて誰かが所有して、その人のさぞ大切な愛用品だったであろう品々。

一つ一つが個性的で、掌に載るくらいの小さなものだが、そこには日本の工芸の粋が凝縮された芸術品であると言える。

この展覧会は櫛、簪、約300点に加えて、昔の女性たちの洒落心を語る江戸の浮世絵版画、近代の創作版画など約90点を併せて展示し、日本人の髪にまつわる美意識を感じられる。


<会期>
2014年6月21日(土)~2014年9月15日(月)会期中無休



(2014年6月17日時点の情報)
>さらに読む

Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ:なずな
「日本人女性の髪を美しく整え、彩ってきた櫛やかんざしなどをテーマにした展覧会です。小さな櫛、簪ですが、そこには素材、デザインなど様々な工夫があります。本当に美しい!普段使うものでありながら、それは工芸品・美術品でもあります」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所 山梨県富士河口湖町河口3170
会場 河口湖美術館
開催日時 2014年06月21日~2014年09月15日 00:00~00:00
料金 ○一般・大学生 800(720)円 ○高校生・中学生 500(450)円 ※( )内は8名以上の団体料金
TEL/FAX 0555-73-8666 /
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