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【特別展】Kawaii 日本美術 ―若冲・栖鳳・松園から熊谷守一まで―

01.03[金]~03.02[日] / 東京都 / 山種美術館

≪‘カワイイ’日本美術。線、色彩、ユーモラスな表現も「Kawaii」!≫

2013/11/28(公開:2013/11/28)

東京・広尾の山種美術館で行われる展覧会イベント

普段から良く耳にし、今では海外でも使われる「かわいい」という言葉。この日本から発信されている「Kawaii」文化に、世界中から注目が集まっている。

カワイイの起源は平安時代にまで遡るとも言われる。『枕草子』には、「うつくしきもの(=かわいいもの)」として、稚児、雀の子などが挙げられている。そのころから、小さいもの、幼いもの、未完成なもののの愛らしさや、儚さを「かわいい」と愛でる文化があった。このように
カワイイの文化は古くから続いてきた。

この展覧会イベントでは、美術の世界でも、長い時代を超え、人々の心をつかんできた「かわいさ」に注目する。特に、無邪気な仕草、表情に思わずにっこりしてしまう、微笑ましい子どもや、犬や猫などの動物、鳥、虫などの生きものを描いた作品は、思わず「かわいい!」と声に出してしまう表現が沢山ある。

猿を擬人化した絵本のような絵、動物尽くしの屏風、小さな生き物を描いた絵、折り紙で遊ぶ少女など、自然や日常の中で見られる、生きものや子どもたちの愛らしい瞬間が捉えられている。

また、熊谷守一の洋画、谷内六郎の挿絵原画など、ほのぼのとした「ゆるさ」も「Kawaii」と感じるものだ。

さらに、中世から現代までの絵画を始め、小さな化粧道具などの幅広い作品が紹介される。見た目の外見のかわいさだけでなく、シンプルな線や、カラフルな色彩、そしてユーモラスな表現にも「Kawaii」が秘められている。



<開催期間>
2014年1月3日~2014年3月2日
10:00~17:00 (入館は午後16:30まで)



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Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ:なずな
「カワイイを通じて、日本美術をひも解こう、という展覧会です。カワイイ‘概念’みたいなものが、日本には古くからあるんですね。絵画、挿絵、化粧品など、いろんなKawaiiを見ることが出来ます」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所 東京都渋谷区広尾3-12-36
会場 山種美術館
開催日時 2014年01月03日~2014年03月02日 00:00~00:00
料金 ・一般1200円(1000円) ・大高生900円(800円) ・中学生以下無料 ※( )内は20名以上の団体料金、および前売料金
TEL/FAX /
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