2014/05/05(公開:2014/05/05)
キャンディ・ペラヘラ祭り(Esala Perahera):スリランカ
世界遺産にもなっている古都キャンディは、シンハラ王朝最後の都市であった。
この古都キャンディで行われるペラヘラ祭りは、スリランカでも一番大きな祭りである。ペラヘラとは、シンハラ語で行列、行進という意味がある。
夜には豪華に飾りつけされた100頭ものゾウや、華やかな衣装で伝統舞踊を踊る1000人以上のダンサー、太鼓や ラッパを鳴らす数千人もの人たちが街中をパレードする。
この地で大切にされている仏歯が入れられた宝庫に傘をさして、花を捧げたり、うちわで仰いだりする象乗りたちを乗せた2頭の象を伴い、巨大な牙をもつ象が仏歯を入れた宝庫を荘厳に運ぶ姿が一番の見どころ。
仏歯は仏陀の象徴として崇められてきた。仏歯は恵みの雨をもたらすと考えられている。そのため、ペラヘラ祭りは、雨季が始まる8月の満月の日(エサラ・ポーヤ)に行われる。
(2014年5月5日時点の情報)