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下田真由美　color symphony

下田真由美：1984年熊本県生まれ。2013年から「MUSIC MAGAZINE」誌の扉絵を手掛けている。

建物、動物などモチーフの特徴をオリジナルの間隔でとらえて、ファンタジックなシーンを創り出している。それぞれの輪郭の不思議や、カーブ線の優美さをフェティッシュに浮き立たせることで生み出される絵は、どれもアイコニックな仕上がり。

ドローイング（線）がペインティング（面）的な解釈で解き放たれた新鮮な世界観では、あえて白黒を用いず、暖色系を寒色系で締めるような、特有の色彩設計が魅力。キャンバス上で描線がじんわりとトワイライトのように光るアクリル絵具の質感が、フェミニンなかわいらしさと無国籍な哀愁のトーンを作り出している。

このイベントは、下田さんにとって3年ぶりの個展。絵を描くことは、色を指揮する演奏に近いという彼女は、「色の交響曲」という意味の言葉をタイトルにした。

「MUSIC MAGAZINE」の扉絵の原画を中心にして、小ぶりな「mini block」シリーズも初めて発表される予定。大小の原画50点あまりを展示・販売する。


＜開催期間＞
2014年05月09日(金)～2014年05月21日(水)
11:00〜19:00（最終日のみ18:00まで）
休館日　木曜休廊


(2014年4月27日時点の情報)