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トマト祭り　トマティーナ（La Tomatina）2014：スペイン

La Tomatinaは「トマト祭り」として日本でも良く知られているイベント。スペイン・バレンシアのブニョールというの町で、毎年8月の最終水曜日に行われるフードバトルである。

トマト戦いは、1944年または1945年以降に始まったとされる。その起源は定かではないが、少年たちによるケンカ、パレードの観客からトマトの一斉射撃、下手な音楽家に対するいたずら、偶然にトマトがトラックから流出したなど、様々な説がある。

イベントは午前11時ごろに始まる。街の広場にトラックがやってきて、トマトを荷台からぶちまける。トマトはエクストレマドゥーラ（Extremadura）から来るもので、形が悪かったり、つぶれたりして、売り物にならないものが使われる。保護安全ゴーグル、手袋の着用が推奨されており、安全のためトマトは投げる前につぶさなければならない。

『世界最大のフードバトル』で戦うために、世界中から何万人もの人がやってくる。4～5万人もの人が訪れ、巨大なトマト戦争はすし詰め状態になった。 2013年のイベント以来、公式チケットが販売されるようになり、参加人数は2万人に制限された。

これはイベントのメインテーマでもある純粋な遊び心を大切にしつつも、イベントとしてのクオリティー、安全を確保するためである。また、より多くの人が参加し、より動きやすく、より自由にトマトを投げることができるように、トマトを積んだトラックが走るコースも拡大された。

ラ・トマティーナのメインイベントの他にも、ライブコンサート、パエリヤコンテストなども行われる。



(2014年3月24日時点の情報)