ヤンキー人類学展 ブチアゲ単車 提供/ 月刊チャンプロード
「ヤンキー」とは・・・1970年~1980年代に流行した、リーゼント、変形学生服、特攻服、改造車などに代表されるもの、文化を好んだ若者たち。当時は悪趣味なものと捉えられていたが、コラムニスト・ナンシー関が、日本人にヤンキー的な美意識が染み付いていることを指摘、精神科医・斎藤環は「不良文化」にとどまらない現象としてヤンキーを捉えている。そして、ヤンキー性は現代でも形を変え日本社会の随所に偏在していると論じた。
この展覧会では、これまで一般的には否定的に理解されてきたヤンキー文化を、肯定的に捉えなおすもの。精巧なデコトラのミニチュア、70~80年代暴走族関係グッズ、盛り髪、パチンコ、過剰な装飾の改造単車、雑誌『メンズナックル』、ド派手な成人式の衣装、相田みつをの書など、独自の定義によってセレクトされた品々から、ヤンキーの美学を堪能できる。
イベント会期中は、相田一人(相田みつを美術館館長)、茂木健一郎、斎藤環らがそれぞれ出演するトークイベント、都築響一と上野友行による対談などの関連イベントも開催される。
<関連イベント>
『相田一人トークイベント』
2014年5月11日(日)17:00~19:00
『都築響一×上野友行トークイベント』
2014年5月25日(日)17:00~19:00
『茂木健一郎トークイベント』
2014年6月10日(火)19:0~21:00(開場18:30)
※ミュージアムも開館
『斎藤環トークイベント』
2014年6月15日(日)15:00~17:00
『アートトラック チャリティー撮影会』
2014年6月28 日(土)15:00~19:00
※イベント詳細は公式サイトで確認の事。
<出展作家>
伊藤輝政、梶正顕、丸尾龍一、相田みつを、前田島純、夢想漣えさし、ちっご共道組合、みやび小倉本店、BIRTH JAPAN、常勝丸船団、磯野健一
<開催日時>
2014年4月26日(土)~7月21日(月・祝)
10:00~17:00
休館日:月、火曜
(4月28日、4月29日、5月5日、5月6日、6月10日、7月21日は開館。
4月30日、5月1日、5月7日、5月8日は振替休館)
(2014年3月21日時点の情報)