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2014/03/13(公開:2014/03/11)

佐藤哲至「Constellation#01-MANDARA-deconstruct」(映像、2013 年)

イベントの写真

EARTH+ GALLERY/ gallery COEXIST-TOKYO で行われる、佐藤哲至氏による企画展イベント。

昨年に続き、第二回目の開催。前回と同様にイムネ申(早瀬交宣・佐藤哲至)、映像作家・越田乃梨子、80 年代のマンガ・アニメを再現するイラストレーター・たけのこうしろう、メディアアーティスト・坂本洋一、コンテンポラリーダンス女性グループ「アマキオト」代表・伊東歌織、打楽器奏者・村山政二朗を迎えて、展示とイベントを構成する。

「問題の可視化」は美術が持つ社会的役割のひとつでもある。自分の内面、社会には全体を見通せるものが非常に少ない。ほとんどのものは「みえるものの断片」か、「目にはみえな
いもの」で構成されている。

芸術家たちはそれらの漠然としたものをイメージの力を使って、問題を可視化して、対象化していくことが出来る。可視化にとって不可欠なのが、問題を俯瞰的にとらえる視点。つまり、幽体離脱的な態度なのだという。「幽体離脱しちゃったみたい。」では、一貫して「見えないもの」の影響をテーマとして、毎年企画を構成し発表している。

今回のイベントは「愛とシミュラークル」を取り上げている。「愛」とは、方向性がある精神的
なエネルギー。思いから怨念まで多様な形になる。また、社会的な愛の形式もさまざまだ。

一方、文化人類学では、ある土地の伝統文化が滅びた後に、後世の人間たちがそれを惜しみ復活させた「まがいもの文化」を「シミュラークル」と呼ぶ。

社会化された愛の形式は、シミュラークル的にも見える。「愛」という言葉に疑問を持ちながらも、「愛」を希求する欲望に満ちあふれた現代社会の「愛のかたち」を探る。

関連イベント多数開催予定。詳細はHPより確認。


<出品作家>
イムネ申(美術)、たけのこうしろう(イラスト) 越田乃梨子(映像)、坂本洋一(メディアアート)

<ゲスト作家>
伊東歌織(振付家・ダンサー)、村山政二朗(打楽器奏者)

<監修>
塚本純久(ユング分析心理学分析家)


<開催日時>
2014年4月15日(火)〜5月25日(日)※5月5日は休廊日
11:00~19:00 ( 月曜休廊)
※イベント開催時は展示の一部が観られなくなる場合あり。イベント時間帯を避けて来場下さい。展示状況はギャラリーに確認。


(2014年3月11日時点の情報)