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2014/03/05(公開:2014/03/04)

演劇実験室・天井棧敷 1967「天井桟敷定期会員募集」横尾忠則/シルクスクリーン

イベントの写真

このイベントは、「ポスターハリス・カンパニー」が所有している約2万点もの「現代演劇ポスターコレクション」より厳選した、1960~1970年代のカウンターカルチャーの一翼を担っていた、“アングラ”と呼ばれている小劇場演劇での傑作ポスター約100点を紹介するものです。

当時は、世界中の若者たちが、既成秩序への異議申し立てにシンクロしていた時代です。
日本の演劇界においても新劇などとは異質な世界を創造することを目的とした「アングラ演劇 (小劇場運動)」が勢いを持っていました。

そうした背景のもと、寺山修司、唐十郎、鈴木忠志、佐藤信、串田和美といった鬼才達が、それまでに見られなかった実験的舞台を創出しています。
舞台との相乗効果をもたらすべく、ユニークなビジュアル表現をつかっていたもの。
それが天井棧敷、状況劇場、黒テント、自由劇場、大駱駝艦らの「劇団の旗印」となっていた“ポスター”でした。

こうしたポスターは、アングラ演劇の先導的役割を果たしていました。
時代を挑発したポスターは、現在においては象徴として存在しています。

アングラ演劇のポスター群に関わったのは、横尾忠則をはじめ、粟津潔、赤瀬川原平、宇野亜喜良、金子國義、篠原勝之、平野甲賀、及部克人、串田光弘、及川正通、榎本了壱、花輪和一、林静一、合田佐和子、戸田ツトムなど、一流アーティストたち。

公演告知のポスターという枠を超越し、日本が熱く燃えた時代を鋭く切り取ったものになっています。

◆展示構成
・ポスター 演劇実験室◎天井棧敷、状況劇場、自由劇場、黒テント、大駱駝艦  ほか
・その他関連資料 (当時のチラシ、チケット、パンフレットなど)

◆豪華ゲストによるトークショーなども予定!

◆会場(2会場)
・ポスターハリスギャラリー 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-26-18 朝香ビル103号
(演劇実験室◎天井棧敷ポスター34点ほか展示)

・アツコバルー  〒150-0046 東京都渋谷区松濤1-29-1 クロスロードビル5F
(天井棧敷以外ポスター66点ほか展示)


<開催期間>
2014年04月23日(水)~2014年5月19日(月)
※休廊日 5月13日(火)


<開廊時間>
・ポスターハリスギャラリー 13:00~19:00
・アツコバルー arts drinks talk 水曜~土曜 14:00~21:00 /日曜~火曜 11:00~18:00


(2014/2/27 時点の情報)