2014/02/12(公開:2014/02/12)
国王の日 2014:オランダ
オランダは、昨年2013年4月30日に、1890年以降初めて男性君主を迎えた。新しいウィレム=アレクサンダー王が誕生した。1年で一番オランダが盛り上がる「女王の日」は、今年から、新しい名前、新しい日付になる。
1949年からこれまで、女王の日は前ユリアナ女王の誕生日、4月30日に祝われてきた。母親のユリアナ女王から王位を継承したベアトリクス女王は、自分の誕生日が1月31日で、屋外での伝統的な祝賀行事には不向きな季節であること、そして母親への敬意から、「女王の日」はそのまま4月30日で行われてきた。
しかし、2013年1月28日に女王は退位を発表した。2013年4月30日に長男に王位を譲って、新国王が誕生した。今年からは、4月27日のウィレム=アレクサンダーの誕生日が「国王の日」として祝われることになる。
例年「女王の日」(2014年からは国王の日となる)は、オランダ中が国の色である‘オレンジ’になり、様々な場所でパレードなどが行われ、お祝いムード満点になる。
(2014年2月12日時点の情報)