2014/01/19(公開:2014/01/19)
ギリシャ ロケット花火戦争 Rouketopolemos(Rocket War)2014:ギリシヤ
エーゲ海の、ギリシャ領ヒオス島(キオス島)でイースターの前日に行われるお祭り。1889年から続いている。
Vrontadosという町にある2つの教会では、変わった復活祭の祝賀が行われる。それぞれの教会の鐘楼を狙ってロケット花火を打ち合うのだ。住人たちは、この日のために自作ロケット花火を製造する。大きさは80cmほどもあり、400mほどの飛距離がある。火薬の量なども制限されていないので、かなり危険な代物(もちろん法律違反だが、黙認されているそう)
聖マルコ教会と、パナギア・エリツィアーニ教会、2つの陣営に別れて夜通し、80000とも言われるロケット花火を打ち合う。凄まじい轟音と煙、火花が立ち込め、さながら本物のの戦争のよう。ちなみに教会の中では厳粛なミサが行われている。
(2014年1月19日時点の情報)