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奥様運び世界選手権大会（Wife Carrying World Championships/akankanto）：フィンランド

フィンランド東部にある町、ソンカヤルヴィで行われる「奥様運びレース」の世界選手権レース。

1992年から始まったイベントは、男性がパートナーを抱えて障害物を乗り越えていくレース。‘奥様運び’という名前であるが、女性は17歳以上、49キロ以上で、妻、恋人の他に、知人や、レースに参加するためのパートナーでも良い。公式コースは253.5メートルあり、砂地、草の上、アスファルトの道、二つの障害物におよそ1メートルの深さのある水障害物がある。また、重要なルールとして「全ての参加者は、とにかく楽しまなければならない」というルールもある。優勝すると「奥様」の体重と同じ量のビールが贈られる。コスチューム賞、パフォーマンス賞などもある。

この地域ではかつて、娘をさらい妻にしていたという慣習があったという。これを笑いのあるイベント競技にしたのがこの奥様運びの始まりである。今では珍スポーツとして有名になり、世界各地で奥様運び大会が開催されている。

大会の時には、マーケットが開かれ、食べ物や、工芸品などの露店並ぶ。民族音楽、ダンスのライブパフォーマンス、「奥様担ぎカラオケ大会」などもイベントも開催される。


(2013年12月31日時点の情報)