2013/11/24(公開:2013/11/24)
火渡りフェスティバル・アナステナリア祭(Anastenaria)2014:ギリシャ
アナステナリア祭は、毎年二回、南ブルガリアと北ギリシャで行われる。聖コンスタンティン(5月21日)と、聖アタナシウス(1月18日)の日に、一部の熱心なキリスト教徒たちによって行われる。祭りはそれぞれ3日間続き、火渡りの他に、パレード、ダンスなどがある。
たき火の残り火に足を踏み出す前に、火渡りをする人は聖水をかけ、聖人たちの加護を願う。最初の2日間は観光客も祭りを見ることが出来るが、最後の5月23日は住民たちしか参加出来ない。
伝説によれば、この祭りは中世、ギリシャのトラキアの町の教会が火事になった事に由来する。 村民は聖人の肖像を守る為、火の上を走ったが、村民とイコンは無傷で火から逃れることが出来たという。この祭りは、そのほかのキリスト教の村まで広がり、バルカン戦争の際に、難民たちによてブルガリアにも伝わった。
ギリシャでは、アナステナリア(Anastenaria)祭りは、主に2つの町で行われる。 アギアエレナ (Agia Elena)とランガダ(Langadas)である。
(2013年11月24日時点の情報)