2013/11/19(公開:2013/11/19)
聖ニコラスの日(Sinterklaas 、St Nicholas’ Day):オランダ
サンタ・クロース・デーとも言われ、女性、子供、旅人などの守護聖人・聖ニコラウスの日。
聖ニコラウスは3世紀~4世紀にかけて実在した人物で、聖ニコラウスを表わすオランダ語の「シンタクラース」が、訛って「サンタクロース」になったとされている。
聖ニコラウスはある日、貧しくて3人の娘を嫁がせることが出来ない家を通りかかる。夜にその家の屋根の煙突から、金貨を投げ入れた。暖炉に靴下がかけられていて、金貨は靴下の中に入った。この金貨のおかげで、3人の娘は身売りすることなく幸せな結婚が出来たという。
この話が元となって、サンタクロースは夜に煙突から家の中に入り、靴下にプレゼントを入れるという伝承が生まれた。
司教ニコラウスと、お供の怖いルプレヒトが家を訪ねてくる。良い子にしていた子には、ニコラウスからプレゼントがあり、悪い子はルプレヒトが持っている木の枝で叩かれたり、地方によっては袋に入れて連れ去られるという。
(2013年11月19日時点の情報)