2013/09/29(公開:2013/09/27)
アブシンベル 太陽祭(Abu Simbel Sun Festival):エジプト
紀元前1250年以上前に作られた、アブ・シンベル大神殿の最も奥にある至聖所に、朝日がまっすぐに差し込んで、神格化されたラムセス2世の像が照らし出される。
アブシンベル サンフェスティバルは、ラムセス2世の為に行われる。ラムセス2世は、自分の即位日(2月22日前後)と、誕生日(10月22日前後)、年に2回朝日が神殿の中を照らすようにアブ・シンベル神殿を建造した。自らを太陽の化身とし、ラムセス王、ラー神、アメン神の像に光が届くつくりになっている。しかし、この特別な日でも、冥界神プタハの像には日が当らないという。
像に朝日が当たるのは、10分程度だがこれを見るために世界中から数多くの観光客が訪れる。街中でも、歌ったり、踊ったり、パレードをしたりとお祭りになる。
(2013年9月27日時点の情報)