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2013/09/16(公開:2013/09/10)

グラウンド ホッグデー(Groundhog Day):アメリカ

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グラウンドホッグ(ウッドチャック)はリス科の中でも一番大きい動物。日本ではアニメ「山ねずみロッキーチャック」のモデルとなっている。

アメリカ、カナダでは毎年2月2日に、このウッドチャックを使い春が来るかどうか占う行事「グラウンドホッグデー」が行われる。冬眠から目覚め、巣穴から出てきたウッドチャックがまた巣穴に戻るか、それとも外へ出るかどうかで春の到来を当てるという天気占いである。

晴れ・・・影がある。影を見て驚いて巣穴に戻る。冬があと6週間は続く。
曇り・悪天候・・・影がない。そのまま外へ出てくる。春は間近に迫っている。

1993年に公開された『恋はデジャブ』(原題:Groundhog Day)で、アメリカ・ペンシルバニアのパンクサトーニーで行われるグラウンド・ホッグデーが扱われ、有名になった。ここで占いをするグラウンドホッグ「フィル(Phil)」は、代々春の占いを担当しており、寿命を延ばす‘秘薬’を飲んでいるという説もある。

グラウンドホッグデーは、民俗信仰にキリスト教の要素が入って始まったものと考えられ、もともとドイツで行われていたものが、移民によってアメリカやカナダに広まったとされる。


(2013年9月10日時点の情報)