2013/08/24(公開:2013/08/24)
熊のカーニバル(The Carnival of the Bears in Andenne ):ベルギー
四旬節の第4日曜日に行われるカーニバル。アンデンヌの象徴は熊。これは祖母である聖女ベッグにより、この地で育てられたシャルル・マルテルが、わずか9歳でクマを槌で退治した故事にちなんでいる。1954年から熊がカーニバルのマスコットになった。パレードは14:00~始まる。シャルル・マルテルの像、クマの大きな人形などの他、クマはもちろん、様々な仮装をした人たちが、お菓子、紙ふぶきを撒きながら歩く。この紙ふぶきは売店でも販売されているので、見物客も撒くことが出来る。パレードの山車から大きなホースで紙吹雪をまく人もいる為、道はパレードが終わると紙吹雪だらけになる。もちろん、見ている人たちも紙吹雪だらけになる。
また、若い女の子たちが捕まえられて檻に入れられる、というイベントもある。
カーニバルの初日に「王と王妃の選挙」というコンテストが行われ、カーニバルの王と王女が決まる。そして、2日目の18:00頃に王と王女が、市庁舎のバルコニーから数百もの小さなクマのぬいぐるみを子供たちに投げる「熊投げ」が行われる。
(2013年8月24日時点の情報)