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2013/08/23(公開:2013/08/23)

クラウスヤーゲン(Kuessnachater Klausjagen):スイス

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ドイツ語でクラウスKlausは、聖ニコラウス(サンタクロース)を、ヤーゲンJagenは追いかけるという意味がある。つまり、サンタクロースを追いかける、追い出すという意味がある。

もともとは、カウベル、牛の角笛、ムチなどで大きな音を鳴らして、悪霊などを追い払う土着行事だった。そこに、キリスト教が伝わり聖ニコラウス祭りが結びつき発展したと考えられる。12月6日の聖ニコラウスの日の前日、12月5日の夜に行われる。

およそ1000人を超えるパレード参加者と、2万人とも言われる観客が集まるスイスでも最大規模の祭り。メインのパレードは、大人がやっと持てるくらいの大きなカウベルを鳴らすグループ、羊の鞭を叩きつけ耳が痛くなるほどの大きな音をたてて歩くグループ、ブラスバンド、角笛隊、“イッフェレ Iffele “と呼ばれる帽子をかぶった一団があるく。イッフェレには紙でできで降り、精密かつ芸術的な切り細工が施されている。中にはロウソクの明かりがあり、その光で装飾がステンドグラスのように照らし出される。灯りが消された漆黒の闇の中、幻想的な光が浮ぶ。



(2013年8月23日時点の情報)