2013/05/21(公開:1970/01/01)
ブラティスラヴァ世界絵本原画展―広がる絵本のかたち
埼玉のうらわ美術館で開催される、「11ぴきのねこ」シリーズ資料展示イベント
◆好奇心の塊で、ちょっとずるい。ものすごく貧欲な感じだけど、不思議とほのぼのとして憎めない11ぴきのねこたちのストーリー。
「11ぴきのねこ」シリーズは、1967年の第一作から、今日にいたるまでそのユーモアラスな雰囲気で、多くの年代で愛されてきた絵本です。
この作品を創った「馬場のぼる」(1927~2001)は青森県三戸町生まれ。戦後に漫画家となり、児童雑誌で「ポストくん」「ブウタン」などの作品を発表します。
親友の手塚治虫や、福井英一らと「児童漫画界の三羽ガラス」とまで呼ばれた人気の漫画家でした。
大人漫画なども手掛けますが、漫画においても絵本においても、その不思議におおらかな作風は変わりませんでした。
今回は「11ぴきのねこ」シリーズなどの絵本や漫画の原画、スケッチといった資料をご紹介します。
馬場のぼるの世界の魅力をご堪能ください。
◆休館日・・・月曜日休館 ただし7/15日(月祝)は開館、7/16日(火)は休館
(2013/5/10 時点の情報)