2013/04/27(公開:1970/01/01)
姫君の愛した着物たち─青梅きもの博物館コレクション─
『花鳥風月』という言葉があるように、四季の変化に富む日本で育まれてきた日本人の繊細な情感は、身にまとう衣服の素材に、色に、形に、織りに、そして文様にも深く結びついてきました。当時の技術の粋を持って仕立てられたであろう姫君たちのきものには、日本人の美意識が凝縮されています。
本展では、関東屈指の梅の里、東京都青梅市で日本のきもの文化の普及に取り組んできた青梅きもの博物館のコレクションより、幕末から明治にかけて激動の時代を生きた皇女和宮の姉である桂宮淑子内親王が着用した小袖をはじめ、大名家や武家の女性たちが着用したきものや婚礼衣装などを、時代を物語る資料とともにご紹介いたします。
麗しく花開いた日本の染織品の美をご堪能ください。
◆休館日・・・月曜日、祝日の翌日(祝日の場合は、開館し、翌平日休館)
(2013/4/17 時点の情報)