2013/02/27(公開:1970/01/01)
東北の鬼が大集合! 秋季特別展「みちのく鬼めぐり」
宮城の東北歴史博物館で開催される「仙台白河家文書」をテーマにした資料展示イベント
◆鎌倉期から天正十八年の奥羽仕置に至るまで中世史で大きな役割を果たした結城白河氏。
その家は、膨大な文書を所有していたが、
豊臣秀吉が、かの地を没収した際に、結城白河氏も「秋田藩」「仙台藩」へと
仕官をし、その文書のほとんどが分割される事になります。
時が明治時代以降に移ると、仙台白河家の文書はさらに四散してしまうことになります。
その中には、原本の在り処がわからなくなったものも多く、
現状確認ができる原本は数か所で分有している状態です。
今回のイベントでは、それら貴重な「仙台白河家文書」から、
宮城に残った東北歴史博物館の資料とと東北大学が保管している分を合わせて
ご紹介していきます。
◆展示資料
・東北大学日本史研究室保管白河文書
結城宗広置文(建武二年七月廿五日)
結城顕朝申状(貞和四年二月日)
足利尊氏下文(文和二年四月十日)
足利高基(高氏)書状(八月五日)
結城白河氏年中行事(永禄五年十二月大吉日)
足利義春名字書出
ほか
・館蔵国分白河文書
足利尊氏御判御教書(文和二年正月廿日)
細川勝元奉書((康正三年)四月四日)
梶原政景書状((天文二十一年カ)四月廿四日)
佐竹義昭書状((永禄元年)十月廿八日)
北条氏康書状((永禄六年)二月廿一日)
蒲生氏郷書状((天正十八年)八月十五日)
田村清顕書状(十二月廿八日)
◆休館日・・・月曜日(祝日等の場合は開館し、翌平日が休館です)
※最終入場・・・16:30まで
(2013/2/24 時点の情報)