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中村恩恵リサーチプロジェクト　Performance『Inner Garden』

京都芸術センターで開催される「2000年後の小学校」がテーマのアート展示イベント！

◆2010年より、京都芸術センター開設10周年記念事業として開始された「てんとうむしぷろじぇくと」。京都芸術センターで活動している約250名以上のボランティア・スタッフと一緒に行うアートプロジェクトです。

第4回目である今回は、未来―それも41世紀もの未来から「現在」を見るという視点で
作品を創り続けているアーティスト「柴川敏之」氏を招聘して行われます。

我々の日常にある“普通”のものを“化石化”し、「現在」の象徴的なものに変換することで、
「現在」というものの意味を問いかけるという意図が込められた展示となります。

柴川氏が語ること、それは「歴史は過去、現在、そして未来へと続いている。
2000 年後の未来を考えるということは、〈現在〉を考えることでもある。
現代社会の諸問題を考える時、2000 年後という未来からの視点で現代社会を
眺めてみると問題解決への思わぬ発想やアイデアが生まれるかもしれない」
ということです。

京都芸術センターでは、戦前の「番組小学校」の特徴を残している
元・京都市立明倫小学校の建物や歴史に着目。その文化財的価値を
活かして、改修を実施しアート・センターとして運営しております。
柴川氏の作品制作テーマと、このアートセンターを組み合わせることで、
「2000 年後の小学校」が出来上がります。

京都芸術センターのボランティア・スタッフと柴川氏が、10か月という時間をかけて
議論を重ね、この展示を創り出しました。
果たして、「現在」とは一体何なのか！？その答えを探しにお越しください。

◆「2000 年後の発掘現場」（会場＝フリースペース）は、3/18日（月）～23日（土）だけ公開

（2013/2/21　時点の情報）