2013/02/23(公開:1970/01/01)
「徳川家康の肖像(すがた)-江戸時代の人々の家康観-」展
東京の江戸東京博物館で開催されるファインバーグ・コレクションによる江戸絵画などの資料展示イベント
◆アメリカのメリーランド州の「ファインバーグ・コレクション」。
これこそ、実業家であり化学者の「ロバート・ファインバーグ」氏が
その生涯をかけて蒐集した、江戸絵画をメインとする屈指の日本美術コレクション。
狩野派や土佐派といった「官画派」が描く保守的作品はほぼ含まれておらず、
江戸時代の民間画派が描いた、まさしく自由闊達な肉筆画作品が
メインなのが特徴です。
すなわち、
尾形光琳、酒井抱一といった「琳派」、
池大雅、与謝蕪村、谷文晁らの「文人画」、
円山応挙、呉春らの「円山四条派」、
伊藤若冲、曾我蕭白らの「奇想派」、
菱川師宣、葛飾北斎らが描いた浮世絵にいたるまで、様々な貴重な資料があります。
どの作品も上質かつ上品な作品であり、
今回のイベントでは、ファインバーグ・コレクションを初めて日本でまとまった形で
ご紹介することになります。
◆展示数・・・優品約90点
◆【前期】2013年5月21日~6月16日/【後期】2013年6月18日~7月15日
※会期中展示替えあり
◆休館日・・・月曜日 7月15日(月・祝)は開館
(2013/2/12 時点の情報)