2012/04/07(公開:1970/01/01)
日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展 ~天空の城ラピュタ、火垂るの墓、時をかける少女~
富山の高岡市美術館で開催されるアニメ美術監督「山本二三(にぞう)」氏関連資料の展示イベント
◆山本二三氏は1953年、長崎県の五島列島生まれ。アニメ―ション美術監督として数多の名作を世に送り出した事で知られる。スタジオジブリ制作「天空の城ラピュタ」に、細田守監督(富山県上市町出身)の「時をかける少女」などの作品で美術監督でもある。
細部に渡る取材や、それに基づく精緻なスケッチによって、リアルかつ幻想的な光景をアニメに残してきた。特に光と雲においては輝きとボリューム感の凄さから『二三雲』と呼ばれる程である。
今回の展示では、氏の手掛けたアニメ背景画に、前段階となるスケッチ、イメージボードといった資料を氏が自身で選出した作品150点を観る事が出来る。
(2012/4/3 時点の情報)