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2014/05/27(公開:2014/05/26)

東アジア文化都市2014横浜 ヨコハマ砂の彫刻展

イベントの写真

今から155年前、横浜は海に面した静かな地域だった。しかし、ペリーの来航以降港が繁栄し、文化が行き交う日本有数の都市となっていった。

2014年は、東アジア域内での文化芸術による発展を目指す「東アジア文化都市」として、横浜市(日本)・泉州市(中国)・光州市(韓国)が選定された。さらに文化芸術・クリエイティブ産業・観光における交流の推進を目指している。

このイベント『ヨコハマ砂の彫刻展』は、横浜市の事業である「東アジア文化都市 2014 横浜」の一環で開催されるもの。日本、中国、韓国の世界遺産、歴史的建造物を、世界から集まった砂像彫刻家達が彫り表わす。日本最大級の海岸砂丘である鳥取砂丘の砂を使って、砂の彫刻作品を創り上げる。制作に携わるのは日本・中国・韓国をはじめとした、世界の砂像彫刻家達だ。彼らを率いるのは、日本では数少ないプロ砂像彫刻家・茶圓勝彦さん。

最大で全長16メートル、高さ 3メートルにも及ぶ砂の彫刻作品群が、横浜市中区本町 6 丁目(北仲通南地区)という、JR桜木町駅とみなとみらい線馬車道駅の間の敷地に出現する。

砂の彫刻/砂像(さぞう)とは・・・砂を固めて積み上げることにより、ピラミッド状の構造体を作る。そしてその塊を彫り上げるダイナミックな彫刻。砂の締め固めに使うのは水だけ。今回の展示では、横浜市水道局と鳥取砂丘・砂の美術館協力のもと、横浜の水と鳥取砂丘の砂が使用される。

地球の記憶が込められた砂。それを使った造形により、それぞれの国や文化、歴史がめぐり合う。お互いの文化を讃えて、新たな共感や対話を生む機会を目指す。

イベント会場では、「ミニ鳥取砂丘」をイメージした鳥取砂丘の砂を集めた砂場が設置される。砂像づくり、砂像彫刻家と一緒に行う作品作りなど、様々なワークショップが実施される。通常時は、自由に砂遊びも出来る。

フードエリアでは、日中韓の各国の料理、ビールやドリンクを販売。夜になると作品群がライトアップされる。砂像作品に光の陰影が生まれて、昼間とは違った雰囲気を楽しめる。



<開催日時>
2014年7月19日(土) ~ 2014年11月3日(月・祝)
夏期:7月19日(土)~8月31日(日) 11:00~21:00
秋期:9月1日(月)~11月3日(月・祝) 10:00~20:00


(2014年5月26日時点の情報)