2014/05/18(公開:2014/05/18)
世界イラクサ食い選手権大会(World Stinging Nettle Eating Championship):イギリス
イラクサとは、先端がとがっていて、茎や葉に鋭い小さな針状の刺のある植物。触ると非常に痛い。そんなイラクサを食べる大会イベント。
イギリスのドーセット州では、毎年6月にコンテストが行われ、勇敢な参加者たちがパブに集まってくる。一時間で、誰が一番多くのイラクサを食べられるかを競い合う。
この大会の発端は二人の農夫の言い争い。「誰のイラクサが一番長いか」と口論し、アレックス・ウィリアムズ氏が15.6フィート(約475cm)のイラクサを持ってきて「これより背丈の長いイラクサがあれば食べる!」と宣言した。すると、休暇で訪れていたアメリカ人カップルが16フィート(約487cm)のイラクサを発見。ウィリアムズ氏は自らの宣言通り、そのイラクサを食べる羽目になったという。これをきっかけにお祭りが始まった。
イラクサは何百年もの間、英国料理に使われてきた。しかし、この大会ではとげはそのまま、生で食べる。
(2014年5月18日時点の情報)