2014/05/15(公開:2014/05/11)
パンケーキレース(パンケーキ・デー PANCAKE DAY):イギリス
パンケーキ・デイは四旬節の初日の「灰の水曜日」の前日、告解の火曜日(シュローブ・チューズデー)のこと。主に英語圏での呼び方。復活祭に連動する移動祝日となっており、フランス語の「マルディグラ」と同じ日。イギリス、アイルランドなどではパンケーキを食べる習慣がある。キリスト教の祝賀行事のひとつ。
特にイギリスでは、「パンケーキレース」というレースが行われ、観光客が集まり、TVなどでも取り扱われるほど有名になっている。
このイベントは、あるオルニーの主婦がパンケーキ作りで忙し過ぎて、教会が礼拝の鳴らすまで時間を忘れていたという話が起源と言われている。この女性は、フライパンにパンケーキを入れたまま家から教会まで走ったと言われている。
参加者はフライパンを持ち、パンケーキを空中に放り投げて受け取る動作をしながら通りを走る。一番有名なパンケーキ・レースは、伝説(?)の地であるバッキンガムシャーのオルニーで行われる。
(2014年5月11日時点の情報)