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森村泰昌展「ベラスケス頌:侍女たちは夜に甦る」

09.28[土]~12.25[水] / 東京都 / SHISEIDO GALLERY

≪謎めいていてスリリング。スペインの巨匠の絵画をテーマにした作品とは・・??≫

2013/08/19(公開:2013/08/19)

東京のSHISEIDO GALLERYで開催されるフォトグラファー「森村泰昌」氏による作品展示イベント

1985年。氏はゴッホの自画像へと自ら扮した作品を発表。それから現在まで「自画像的作品」をテーマに一貫して作品を作り続けています。

今回のイベントでテーマとなったのは17世紀のスペインの巨匠であるディエゴ・ベラスケスの名画「ラス・メニーナス」など。

「ラス・メニーナス」。それは通常描かれる絵画の外の存在であるはずの画家が絵の中に登場し、「画家」「モデル」「鑑賞者」がそれぞれ視線を交わすという極めて複雑な構図の作品です。

この作品が一体いかなる目的で描かれたのか・・・?
絵の中のキャンバスに描いている対象は果たして誰だったのか・・?
そうした「謎」を持った作品す。

森村氏は、1990年の「美術史の娘」シリーズにて、ベラスケスが描いたマルゲリータ王女を元にした作品を制作。
そして、それからいつかは「ラス・メニーナス」の作品を制作したいと、考えていたそうです。
氏は「ラス・メニーナス」の再現にみならず、新たなストーリーを創造し、、“全8幕の一人芝居”として表現しています。

作品のバックとなる美術館の部屋は、2013年2月にマドリッドのプラド美術館で撮影したものです。
登場人物それぞれの撮影は、6月末~7月初めに森村氏が客員教授を務めている京都市立芸術大学にて、特別授業として学生たちに公開制作するという形で実施されています。

このイベントでは、ストーリーの場面としての写真作品と、登場人物の肖像写真を展示します。
森村氏は絵画や写真のフレームの中を意識した作品づくりを行ってきました。
しかし、今回は登場人物がフレームの外の美術館に出現するという試みを行っています。
扮装していない氏自身が作品に登場するのも初めての事です。
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Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ:セリ
「ディエゴ・ロドリゲス・デ・シルバ・イ・ベラスケスの作品からインスピレーションを得たという森村氏。
ベラスケスは、バロック時代のスペインの画家であり、『画家の中の画家』と称された人物です。
『教皇インノケンティウス10世』とかは“怖い絵”として知りました。

『ラス・メニーナス』も代表的作品ですが、作品の中に、画家自身がいるというのは面白い作品です。
この絵の解釈は大変そう・・・」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所 東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1F
会場 SHISEIDO GALLERY
開催日時 2013年09月28日~2013年12月25日 11:00~19:00
料金 無料
TEL/FAX 03-3572-3901 /
MAIL
参考URL http://group.shiseido.co.jp/gallery/
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