米沢嘉博記念図書館企画展「SFと未来像」展
09.01[日]~09.29[日] / 東京都 / 明治大学博物館特別展示室
≪かつての人が描いた未来。これからの人が描く未来≫
2013/08/18(公開:2013/08/18)
東京の明治大学博物館で開催される「SFと未来像」がテーマの資料展示イベント!
戦後、日本においては海外の「SF」が持ち込まれ、混迷する社会変化をバックに独自の空想科学的作品群を、特に「小説」「マンガ」「アニメ」「特撮」と言われる分野で創出してきました。今回のイベントは、2013年に50周年となる「日本SF作家クラブ」と、明治大学の「米沢嘉博記念図書館」が共催して行われるものです。
「SF」が社会的に流布していく未来像との相関に着目し、時代時代における変遷と、創造されゆく現実の未来ヴィジョンを、原画資料を絡めてご紹介していきます。
未来へのイマジネーションを喚起し、フィクションと現実との間に多角的な視点を提供していきます。
◆展示構成
・セクション1:進歩史観的/衛生的な未来像
直線的な進歩史観。、超音速・宇宙開拓・マザーコンピュータ・巨大都市計画管理社会といった中央集権的技術観に特徴付けられる、1970 年大阪万博により当時共有された未来像。
・セクション2:ポスト進歩史観的/退廃的な未来像
オイルショックとベトナム戦争以降、進歩史観や国家の威信が失墜。パーソナルコンピュータが我々の世界に導入。こうした時代において「サイバネティックス」、アジア的都市、コマーシャリスティックな多国籍企業が台頭、国家すら脅かすハッカーに特徴付けられる、ハリウッド映画やマンガ・アニメなどを通じた未来像。
・セクション3:新たな未来像
超大国間の第三次世界大戦のリアリティが後退。ノストラダムスの予言は外れ、21世紀に生きる我々。SNSや初音ミクなどが存在する日常において、SFはどのような〈未来〉を描くのか。
(2013/8/13 時点の情報)
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Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ:セリ
「過去の未来像の中にも、実際に現実になりそうな光景もある。
未来像を描くというのは、非常に大事なことなのかもしれません。
新たなる勢力が台頭して、国家間の関係性が複雑化してくる中、一度は下火になった宇宙や深海に対しての熱も再び上がってきそうです。
できれば愉快な未来像を描きたいものですが・・・」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
住所 | 東京都千代田区神田駿河台1-1(駿河台キャンパスアカデミーコモンB1F) |
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会場 | 明治大学博物館特別展示室 |
開催日時 | 2013年09月01日~2013年09月29日 00:00~00:00 |
料金 | |
TEL/FAX | 03-3296-4545 / |
参考URL | http://d.hatena.ne.jp/yonezawa_lib/20130901#1376543486 |
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