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ピカソが描いた動物たち―ビュフォン『博物誌』にもとづく挿絵本より

07.09[火] / 東京都 / 国立西洋美術館 版画素描展示室

≪ピカソが描けば、挿絵の生き物も動き出す≫

2013/07/08(公開:2013/07/08)

世界的に有名なスペインの画家、パブロ・ピカソ(1881-1973)は、絵画のほかにも、彫刻、陶芸など、さまざまな分野で多くの作品を残している。特に版画は膨大な作品があり、生涯で手掛けた版画は2,000点以上にもなるという。その中でも魅力的なものが、ビュフォンの『博物誌』にもとづいて制作された一連の挿絵である。

ビュフォン伯ジョルジュ=ルイ・ルクレールは18世紀の博物学者で、『博物誌』(1749-67刊)を手掛けた。この博物誌は軽妙簡潔な文体のため、20世紀に入ってからも人気があった。そのことに目を付けたパリの画商・アンブロワーズ・ヴォラールは、その一部を抜粋し、ピカソの挿絵入りで出版した。ピカソは動物、鳥、昆虫など、30点あまりの版画に表現した。

『博物誌』の原著には、細部まで正確に描かれている生物の図像があるが、ピカソはそれらにはとらわれることなく、自分自身の創意があふれる挿絵を描いた。それらはシンプルで省略的にも関わらず、生命感、躍動感にあふれた表現になっている。

この展示イベントにあわせ、東京国立博物館からビュフォンの『博物誌』を5巻借りて展示している。ピカソが自由に描いた動物の表現と見比べても面白い。

<開催期間>
2013年7月9日(火)~2013年8月25日(日)
<開館時間>
午前9時30分~午後5時30分 毎週金曜日:午前9時30分~午後8時
※入館は閉館の30分前まで
※ 休館日: 月曜日(ただし、7月15日、8月12日は開館)、7月16日(火)

(2013年7月8日時点の情報)
>さらに読む

Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ:なずな
「ピカソは動物が好きだったそうです。作品にも、鳩、牛、馬などさまざまな
動物が登場しますが、色々とペットも飼っていたそうです。ピカソの観察眼
で切り取られた動物たちの生き生きとした挿絵は、これまでの図鑑のような
挿絵とは全く違う魅力があります」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所 東京都台東区上野公園7番7号
会場 国立西洋美術館 版画素描展示室
開催日時 2013年07月09日~2013年07月09日 00:00~00:00
料金 ・一般420円(団体210円) ・大学生130円(団体70円)
TEL/FAX /
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