大野麥風展「大日本魚類画集」と博物画にみる魚たち
07.27[土]~09.23[月] / 東京都 / 東京ステーションギャラリー
≪躍動する魚たち≫
2013/07/31(公開:2013/07/31)
東京に生まれ、長原孝太郎の指導のもと洋画を学んだ大野麥風(1888-1976、本名:要蔵)1909年に第3回文部省美術展覧会で画壇デビュー。白馬会、太平洋画会、光風会などにも出品。そののち洋画から日本画に転向。1919年の第1回帝国美術院展覧会においては、日本画で入選。木版画も手がけるようになり、1937年には西宮書院出版の代表作 『大日本魚類画集』で、原画を担当。当時の文化人たちのにより「原色木版二百度手摺り」と言われる色鮮やかな木版画集を生み出した。500部限定で作られた木版画集は、1944年までの間、各回12点、6期に分け断続的に刊行された。麥風は水族館で魚を観察するだけにとどまらず、和歌浦沖で潜水艇に乗りこみ、魚の生態を観察した。そして、細部にこだわりのある作品を生み出した。
このイベントは、『大日本魚類画集』の全72点、原画、摺り見本などの関連資料を、東京で初めて公開するものである。麥風の卓越した魚類木版画作品が紹介される。また、作家活動を初期から振り返る。旅先の国内外の風景、愛らしい小動物の作品も展示される。
また、栗本丹洲や高木春山による江戸時代に本草学を学んで、博物学的視点で魚類作品を描いた作品も。明治・大正時代の研究で残された優れた魚貝類の資料、現代の作品なども見られる。魚類を描いた作家たちの系譜もあわせて楽める。
<開催期間>2013年7月27日(土)~2013年9月23日(月祝)
<休館日>月曜日(9月16日、9月23日を除く)、9月17日(火)
<開館時間>10:00~18:00(入館は閉館30分前まで) ※金曜日は20:00まで
(2013年7月31日時点の情報)
このイベントは、『大日本魚類画集』の全72点、原画、摺り見本などの関連資料を、東京で初めて公開するものである。麥風の卓越した魚類木版画作品が紹介される。また、作家活動を初期から振り返る。旅先の国内外の風景、愛らしい小動物の作品も展示される。
また、栗本丹洲や高木春山による江戸時代に本草学を学んで、博物学的視点で魚類作品を描いた作品も。明治・大正時代の研究で残された優れた魚貝類の資料、現代の作品なども見られる。魚類を描いた作家たちの系譜もあわせて楽める。
<開催期間>2013年7月27日(土)~2013年9月23日(月祝)
<休館日>月曜日(9月16日、9月23日を除く)、9月17日(火)
<開館時間>10:00~18:00(入館は閉館30分前まで) ※金曜日は20:00まで
(2013年7月31日時点の情報)
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Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ:なずな
「大野麥風(ばくふう)の魚への愛(観察意欲?)もすごいですが、この人、元々は洋画を描いていて、その後日本画を描いて、さらに木版画も制作するなど、才能もすごいですよね」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
住所 | 東京都千代田区丸の内1-9-1 |
---|---|
会場 | 東京ステーションギャラリー |
開催日時 | 2013年07月27日~2013年09月23日 00:00~00:00 |
料金 | ・大人900円 ・高大生700円 ・小中生400円 ※20名以上の団体は100円引 ※障害者手帳等を持参の方は100円引、その介添者1名は無料 |
TEL/FAX | 03-3212-2485 / |
参考URL | http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/next.html |
ドレスコード | |
アクセス | |
駐車場 | |
運営元 |
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