オレンジ祭り La Battaglia delle Arance Storico Carnevale di Ivrea(Battle of the Oranges):イタリア
02.27[木]~03.02[日] / イタリア / Piazaa Ottinetti, Piazza Vittorio Emmanuele, Piazza del Rondolino, Il Borghet
≪トマト祭りなんか目じゃない!その数十倍危険なオレンジ祭り≫
2014/01/26(公開:2014/01/26)
イタリアのイブレアで行われるお祭りイベント。オレンジをぶつけ合う。
スペインの有名なトマト祭りこと、ラ・トマティーナ La Tomatinaは多くの人が知る奇祭の一つ。では、イタリアの北部の街・イブレア(Ivrea)で行われるオレンジ祭りは知っているだろうか?スペインのトマト祭りがトマト(安全のため潰してから投げるのがルール)を投げる祭りなのに対し、イタリアのオレンジ祭りはあの固いオレンジを投げつける。しかも全力で!!
この祭りはイタリアのカーニバルの間に行われる。地区ごとにチームを作り、悪い領主たちに向かって思い切りオレンジを投げる。領主たちもオレンジを投げ返してくる。毎年多くのけが人が出る危険な祭りである。
イベント会場の周りにはネットが張られており、中に入る場合は赤い帽子(オレンジを当てないで、という目印)をかぶるが、それでも流れ弾(流れオレンジ)が飛んでくることもあり油断できない。
オレンジ祭りの起源は、その昔、花嫁の初夜権(Raineri di Biandrate)を持っていた専政的な領主に反抗するため始まったと言われる。一説には切り落とした人の頭を投げていたのが、オレンジに変わったとも伝わっている。また、当初はオレンジではなくリンゴが投げられていたということだ。
イタリアのイブレアで行われる歴史的カーニバルの中で行われるイベントで、オレンジはおよそ400トン使われる。この地域ではオレンジが生産されていないため、シチリアから運んでくる。終わった後は町じゅうオレンジだらけになる。
一週間ほど続く祭りの一環で行われ、2014年は3月2日14:00~始まる。
(2014年1月26日時点の情報)
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Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ:なずな
「オレンジ祭りの由来と言われるのは、粉屋の娘・ヴィオレッタの伝説です。領主である侯爵の圧政(初夜権とか?)それに反抗したヴィオレッタは結婚式の夜、侯爵の城で、jus primae noctis(初夜権)を認めないと宣言。侯爵を殴り倒して、首を切って、城の上に晒して自由を宣言しとか。ヴィオレッタ強い!それぐらいすごいお祭りです(?)
しかし、オレンジぶつけ合うって良く考えなくても痛そうですが・・・。スペインのトマト祭りことトマティーナは、熟したトマトを、潰して投げるというルールが一応あるみたいですけど、これはガチです」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
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