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「湯女図」と初期風俗画展 

03.22[金]~04.24[水] / 静岡県 / MOA美術館

≪街と人々の華やぎと賑わい≫

2013/02/24(公開:1970/01/01)

静岡のMOA美術館で開催される金製初期風俗画展示イベント

◆戦国の世が終焉を迎え、天下泰平の時代。
死を意識する事が少なくなり、現世を謳歌せんという空気が高まった時代、絵画の世界でも、今まで取り上げられた故事や山水といったテーマに加えて、庶民の生活や風俗といったものが主題となってきます。

こうした近世初期風俗画では、生を謳歌する楽しさ・歓びが描き出され、それも魅力を醸し出してます。
今回のイベントでは重要文化財である「湯女図」をメインとしてMOA美術館が所有する近世初期風俗画が展観されます。
特に「湯女図」は、近世初頭において庶民にも流行していた湯屋にてお客の垢を流し、髪を洗ってくれる女性たちがテーマです。
美しき文様をした衣裳を着ている女性6名を活き活きと描いた作品である「湯女図」。これは近世初期風俗画においても特に傑作として世に知られます。

京都の市中&郊外が描かれた「洛中洛外図」、
邸内や野外にて煌びやかな衣裳を身に纏って歌舞音曲を楽しんでいる姿が描かれた「遊楽図」、
華麗な小袖が描かれた「誰ケ袖図」、
日本に来航したポルトガル人をテーマにした「南蛮人渡来図」、
といった眺めるだけでも、当時の賑わいが感じ取れる素敵な初期風俗画をご覧ください。

◆主な展示
・重文「湯女図」 江戸時代 17世紀
・重文「雲谷等顔 花見鷹狩図屏風」 桃山時代 16世紀
・「機織図屏風」 江戸時代 17世紀
・「士女遊楽図屏風」 江戸時代 17世紀
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Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ:セリ
「だんさん庶民の姿を描くのが流行になってくると、
狩野派の正統派だけでなく、亜流というか、
町絵師というような存在も出てきます。

湯女は、私娼のような事もしていたので、
ある意味、遊郭とはライバル関係にもあったようです。
あんまりにも目に余るという事で、幕府から制限されていたりもしますが」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所 静岡県熱海市桃山町26-2
会場 MOA美術館
開催日時 2013年03月22日~2013年04月24日 09:30~16:30
料金 大人 1600円/大・高校生 800円(要学生証)/65才以上 1200円(要身分証明)/中学生以下 無料
TEL/FAX 0557-84-2511 /
MAIL
参考URL http://www.moaart.or.jp/
ドレスコード
アクセス 歩き:JR「熱海駅」よりバス6番乗場、MOA美術館行きで8分
駐車場
運営元 MOA美術館

※イベント情報は諸状況で場所・日程・時間等が変更する場合がございます。事前に最新情報をご確認の上お出かけください。情報の利用に際しては、「利用規約」および「免責事項」をご確認ください。

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