林良文展「わが祖国」
01.07[月]~01.19[土] / 東京都 / ヴァニラ画廊
≪自己認識としての観念上の国・・・≫
2012/12/24(公開:1970/01/01)
銀座のヴァニラ画廊で開催される画家「林良文」氏の作品展示イベント
◆林良文氏にとって、「祖国」と言えば、日本を指します。
大学の哲学科を中退し、1874年に単身フランスに渡ってからパリに住み、そして独学で画業を納めた林氏。日本という国を離れて38年という歳月を経ても、林氏にとって、自身の国、と言えば日本のみなのだといいます。
ですが、今回のイベントで掲げた「わが祖国」とは、日本ではなく、林氏が作品を創り上げる上に基盤となる観念上の国だといいます。いわゆる主観的な世界を指すものです。
自らが一体、どういう世界の人間なのか?それを示す自己認識でもあります。
自らを認識するのは、作品を創作する必要条件となります。
基盤となるものが無ければ、地に足のつかない浮遊した状態で世界を漂うことになります。
足元が定まった状態でなければ、作品を産み出すことができないのはもちろん、「思考」すら方向の無い空想に留まるだけです。
ある心理学者はこう言いました。
「自分が何であるかとはその人の人生が教えてくれるだろう」と。
自己認識は、一生懸命に生きつづけ、汗と涙と地を流した土壌から芽生えるものなのです。
◆特別イベント
林良文スペシャルトーク・・・「 自己認識(自我)についてと、フロイトの精神分析に対するかる~~い批判」 2013年1/26日(土)17:00開場・スタート(入場料1500円・1ドリンク付き)
※ゲスト中野昌宏(青山学院大学総合文化政策学部)
(2012/12/14 時点の情報)
◆林良文氏にとって、「祖国」と言えば、日本を指します。
大学の哲学科を中退し、1874年に単身フランスに渡ってからパリに住み、そして独学で画業を納めた林氏。日本という国を離れて38年という歳月を経ても、林氏にとって、自身の国、と言えば日本のみなのだといいます。
ですが、今回のイベントで掲げた「わが祖国」とは、日本ではなく、林氏が作品を創り上げる上に基盤となる観念上の国だといいます。いわゆる主観的な世界を指すものです。
自らが一体、どういう世界の人間なのか?それを示す自己認識でもあります。
自らを認識するのは、作品を創作する必要条件となります。
基盤となるものが無ければ、地に足のつかない浮遊した状態で世界を漂うことになります。
足元が定まった状態でなければ、作品を産み出すことができないのはもちろん、「思考」すら方向の無い空想に留まるだけです。
ある心理学者はこう言いました。
「自分が何であるかとはその人の人生が教えてくれるだろう」と。
自己認識は、一生懸命に生きつづけ、汗と涙と地を流した土壌から芽生えるものなのです。
◆特別イベント
林良文スペシャルトーク・・・「 自己認識(自我)についてと、フロイトの精神分析に対するかる~~い批判」 2013年1/26日(土)17:00開場・スタート(入場料1500円・1ドリンク付き)
※ゲスト中野昌宏(青山学院大学総合文化政策学部)
(2012/12/14 時点の情報)
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Comment紹介者コメント
イべニアスタッフ:セリ
「奇妙でエロチックで、グロテスクな作品。
それらには一様に“顔”が無いように思えます。
大きなふっくらしたお尻が多いですね・・・。
鉛筆と紙だけで描き出される、精神にダイレクトに響く
作品です」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
住所 | 東京都中央区銀座6-10-10第二蒲田ビル4F |
---|---|
会場 | ヴァニラ画廊 |
開催日時 | 2013年01月07日~2013年01月19日 12:00~17:00 |
料金 | 500円 |
TEL/FAX | 03-5568-1233 / |
参考URL | http://www.vanilla-gallery.com/archives/2013/20130107.html |
ドレスコード | |
アクセス | 歩き:地下鉄銀座駅A3出口から歩いて5分 |
駐車場 | |
運営元 | ヴァニラ画廊 |
※イベント情報は諸状況で場所・日程・時間等が変更する場合がございます。事前に最新情報をご確認の上お出かけください。情報の利用に際しては、「利用規約」および「免責事項」をご確認ください。
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