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スタジオジブリ・レイアウト展：秋田

新秋田県立美術館で、数々のジブリ作品のレイアウトが展示される
『スタジオジブリ・レイアウト展』のイベントが行われる。

レイアウトとは、1枚の紙に、背景とキャラクターの位置関係、それが
どう動くかの指示、カメラワーク、撮影処理など、そのカットで表現され
ものすべてが描かれてたものだ。

レイアウトは、現代の分業化が進んだアニメーション作りで、作品に
統一感を持たせる大切な役目となっている。

このレイアウトの工程は、高畑・宮崎監督によって1974年「アルプスの
少女ハイジ」で本格的に初めて導入されたシステムとされている。
鉛筆で描かれた絵画ではあるが、実際にカメラで撮影したり、正確な
数値からは感じとる事の出来ない、作り手の想像力に溢れている。

高畑勲監督はインタビューで「我々は、どうやって、一枚の画、平面で、
視覚の変化を、いかに実際に近いように感じさせるかというところなん
です」と語っている。また、宮崎駿監督は「僕のレイアウトが建築家が
描くパースペクティブに合っているかって言ったら合ってません。パース
線を引いて描くと画はつまらなくなります。アニメーション映画というものは
“あやかし”。どうやってあやかされるかが楽しみなんです、見ている方も」
と語った。


この展示イベントでは、スタジオジブリ・三鷹の森ジブリ美術館が全面
的に協力し、『風の谷のナウシカ』から、最新作である『コクリコ坂から』まで、
宮崎監督直筆のレイアウトが展示される。さらに、ジブリより以前に高畑・
宮崎監督が制作した作品、「アルプスの少女ハイジ」「母をたずねて三千里」
「未来少年コナン」「名探偵ホームズ」「じゃりン子チエ」など、数々の懐かし
い名作のレイアウトも見ることが出来る。その数およそ1,300点。高畑、宮崎
両監督の作品制作の秘密が明らかになる貴重な機会だ。
開催情報


＜開催期間＞
2012年11月17（土）～2013年2月4日（月）


＜開催時間＞
10：00から18：00 　※土曜は20：00まで


＜会場＞
新秋田県立美術館

（2012年11月17日時点の情報）

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Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ：なずな「レイアウトには沢山の情報が詰まっていて、この
絵があのシーンに、こうやって動いて・・・と想像するだけで楽しいです。また、
トトロのお腹の上に乗って写真が撮れる”トトロケーション”、ポニョを捕まえた
バケツを持って写真撮影出来るコーナー、自分で描いたまっくろくろすけを
自由に壁にレイアウト出来るワークショップなどもあるそうです。

また、オリジナルグッズも、ポストカード、実寸レプリカ、クリアファイルと充実
しております」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所	秋田県秋田市中通一丁目4-2
会場	新秋田県立美術館
開催日時	2012年11月17日～2013年02月04日 00:00～00:00
料金	○入場券（税込）○ 一般・大学生：¥900、中高生：¥700、小学生以下：¥400 ※3歳未満は無料 ※会期中当日価格：一般・大学生：¥1,100、中高生：¥900。小学生以下：¥600
TEL／FAX	/
MAIL
参考URL	http://www.ntv.co.jp/layout/index.html
ドレスコード
アクセス	<JR>秋田新幹線秋田駅から車で2分 〈飛行旅>秋田空港から車で30分 <車>秋田自動車道秋田中央 I.C.から10分
駐車場
運営元

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