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昭和・大正 美少年☆展 

10.20[土]~02.11[月] / 愛媛県 / 高畠華宵大正ロマン館

≪“美少年”が現れる時代とは?≫

2012/11/04(公開:1970/01/01)

愛知の高畠華宵大正ロマン館で開催される大正~昭和初期の画家「高畠華宵」が描いた「美少年」作品展示イベント

◆この展示会では、「高畠華宵」及び同時代の画家達、さらには戦後の少女マンガ家達の描いた「美少年」作品を展示していきます。
現代において、「美少年」というワードが使われる事は減少してきています。

例えば、「イケメン」や「草食系男子」といったワードが時代時期に併せて出てきましたが、これらの言葉は特に「少年」だけを指した言葉にはなっていません。

果たして、「美少年」という言葉は無くなったのでしょうか?
さらに言えば、「美少年」が現れる社会というものは、どのような社会なのか?そんなテーマを持った展覧会になっています。

◆「美少年」は洋の東西を問わず、そして歴史を問わず、世界中の寓話・神話・芸術の中で神秘性を持ち、神格すら持ち合わす存在として、多くの作品に登場してきます。
「美少年」とは、見た目の美しい少年という意味合いだけではなく、その存在に人々が見出した存在意義とは一体何なのでしょうか?

この近代日本においては、「少年」は、時代の象徴として様々な場面で使われてきました。
例えば、明治維新以降、日本は近代化を推し進め富国強兵・殖産興業を標榜し、その時代と次代を担う存在として「理想的な少年」像を形成しました。
彼らは、「滅私奉公」「立身出世」といった時代の気風にあった、もしくは「かくあるべき」という意図の元に創られた像でもありました。

愛媛の画家「高畠華宵」は、近代日本において、「美少年」という存在を初めてビジュアル化した画家とも言えるかもしれません。
華宵が描いた「美少年」作品は、同時代を生きた「伊藤彦造」達にも強い影響をもたらしました。
実際、大正時代~昭和戦前までは、華宵的な「紅顔の美少年」の絵が、少年雑誌の表紙を飾ってます。

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Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ:セリ
「高畠華宵(1888~ 1966)は、愛媛県宇和島市出身です。
彼の書いた挿絵には、美少年や美少女の絵が描かれ、
その姿は当時の人々を魅了しました。

『怪盗ルパン』シリーズの挿絵なども描いていますね。
ちなみに、特定のモデルは無かったようです」

最近は、『紅顔の美少年』という表現は確かにあまり聞きません。
個人的にはこの言葉を聞いて思い出すのは
怪人二十面相シリーズの小林少年・・・くらいかな」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所 愛媛県東温市下林
会場 高畠華宵大正ロマン館
開催日時 2012年10月20日~2013年02月11日 10:00~17:00
料金 大人500円、小学生無料、団体・障害者400円、華宵会会員 無料
TEL/FAX /
MAIL
参考URL http://www.kasho.org/
ドレスコード
アクセス 歩き:伊予鉄道見奈良駅より車で約5分 車:松山自動車道(高速道路)川内インターより車で約7分
駐車場
運営元 高畠華宵大正ロマン館

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