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ジョルジュ・ルオー アイ・ラブ・サーカス展 

10.06[土]~12.16[日] / 東京都 / パナソニック 汐留ミュージアム

≪“我々は皆、道化師なのです”≫

2012/10/16(公開:1970/01/01)

東京のパナソニック 汐留ミュージアムで開催されるジョルジュ・ルオー(1871~1958)の作品展示イベント

◆「ジョルジュ・ルオー」は、その生涯の絵画作品の中で、「サーカス」を題材にした作品を多く遺しています。その数は、ルオー絵画作品の中で、全体の3分の1を占めるとも言われます。
多くの芸術家がいる中で、一人がこれほどの割合でサーカスというテーマを扱ったことは他に例が無いのではないでしょうか。

特に、「道化師」をメインに、サーカスに関係する様々なな人物像が描かれ、「道化師の画家」とまで呼ばれています。
ピカソやロートレックといった近代画家達も、「サーカス」「道化師」はテーマに取り上げていますが、ルオーが特にサーカスに執心したのは、場末の市にかかっている安サーカスや、うら哀しい旅回りをしているサーカスといった姿に強い関心があった為と言われています。
哀愁、哀切さを醸し出すサーカスは、ルオーにとって、人の本質を映し出していたのかもしれません。

ルオーは「我々は皆、道化師です」と語り、罪深き社会の中で疲弊し、苦悩する人間の姿を象徴しているのだと言います。
人が背負った絶望や苦悩を追い求め、しかし、そうした世にこそ必要とされる愛や恩寵を、描き出すことが本来のテーマだったのかもしれません

この展示会では、パリのルオー財団特別協力の元、サーカスから着想を得て描いたルオー作品の初期~晩年までの貴重な絵画および版画が紹介されます。

◆絵画のほかにも、ルオーが実際に見たとされる「サーカス」のプログラムやポスター、新聞・雑誌記事に絵葉書、サーカス映像といった関連資料も今回初公開!
19世紀末~20世紀初頭のサーカス・キャバレー文化などを追求しつつも、ルオーが思い描いたものと、「サーカス」との繋がりを知り、ルオーが本来描きたかったものが一体なんなのか?を解き明かします。

◆休館日・・・毎週水曜日

(2012/10/1 時点の情報)
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Comment紹介者コメント

イべニアスタッフ:セリ
「ルオーは、1871年にパリの職人の家に生まれました。
彼が過ごした幼少期は、まさに場末の労働者街だったそうです。
ステンドグラス職人に弟子入りした後、装飾美術学校にも通い、
画家の道に入る事になります。

ルオーの絵には独自の手法で変わった(変わりすぎとも言える)作品の
創り方を追求した人でもありますが、彼がサーカスをテーマにしたのも、
また、彼らしいとも思えてしまいます。

とにかく自らのアートを追い求めた人。
それだけに、彼の境地には簡単には辿り着けそうにはないです」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所 東京都港区東新橋1-5-1パナソニック東京汐留ビル4階
会場 パナソニック 汐留ミュージアム
開催日時 2012年10月06日~2012年12月16日 10:00~18:00
料金 一般・・・800円 大学生・・・600円 中・高校生:200円 小学生以下:無料 65歳以上の方で年齢のわかるものを提示すれば:700円   20名以上の団体:各100円引(65歳以上は除く)   障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで・・・無料
TEL/FAX 03-5777-8600 /
MAIL
参考URL http://panasonic.co.jp/es/museum/
ドレスコード
アクセス 歩き:JR・銀座線・浅草線・ゆりかもめ「新橋」駅から歩いて3~5分程度 歩き:大江戸線「汐留」駅から歩いて1分程度
駐車場
運営元 パナソニック 汐留ミュージアム

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