根付 江戸と現代を結ぶ造形 展
01.14[土]~03.20[月] / 東京都 / 三鷹市美術ギャラリー
洒脱で機知に富むデザイン。工芸品からアートへと!
2016/12/27(公開:2016/12/27)
東京の三鷹市美術ギャラリーで開催される展示イベント
根付(ねつけ)とは、印籠や巾着といった持ち物を携帯する際に紐の先端に付け、帯にくぐらせ留具として用いる小さな彫刻(細工物)のこと。かつてポケットがなかった和装時代には日常的な実用品だった根付。そのデザインや細工が次第に洗練されてきており、庶民文化が成熟する江戸後期に全盛期を迎える。比較的裕福な町人は素材の贅沢さや技巧の精密さ、洒脱で機知に富む意匠を競い合っていたという。
つまり根付は装飾品であると同時にコレクターズアイテムとしての性格を強めていった。これが明治以降になると洋装化が進み需要は衰え、欧米人により美術工芸品として新たな価値を見いだされた。その為多くは海外に流出している。
海外向けの輸出工芸品として存続し、戦後は研究会の発足や展覧会の開催など根付を再評価する動きが盛んになっていく。1970年代には作り手の側で大きな意識改革がおこり、伝統的な根付のコピーを制作する<職人>から、オリジナルな発想で独自の個性を発揮する<芸術家>へと移行していくことになる。
今回の展示では、「京都 清宗根付館」が所蔵している江戸から近代にかけての伝統的な根付と現代根付約300点を紹介する。新しい素材や現代性を盛り込みながら今も息づくその魅力と、江戸と現代をつなぐ造形の妙を堪能できる。
◆日時
2017年1月14日(土)~2017年3月20日(月)
月曜日(3/20は開館)
◆場所
三鷹市美術ギャラリー
(東京都三鷹市下連雀3-35-1 CORAL5階)
(2016/12/3 時点の情報)
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Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ
「とても奇抜なデザインが並んでおり、現代の人が欲しがるのも頷けます。道行く人が根付をつけていると、それだけで、とってもお洒落に思えますね」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
住所 | 東京都三鷹市下連雀3-35-1 CORAL5階 |
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会場 | 三鷹市美術ギャラリー |
開催日時 | 2017年01月14日~2017年03月20日 00:00~00:00 |
料金 | |
TEL/FAX | / |
参考URL | http://mitaka.jpn.org/ticket/170114g/ |
ドレスコード | |
アクセス | |
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運営元 |
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