網中いづる「ストロール」
09.16[金]~09.28[水] / 東京都 / GALLERY SPEAK FOR
少女たちの夢や日常の情景、バレエ、童話のワンシーンなどを美しく描く
2016/08/28(公開:2016/08/30)
東京のGALLERY SPEAK FORで開催されるアート展示イベント
代官山・GALLERY SPEAK FORで、網中いづる氏の個展「ストロール」が開催される。水量を多く含んだアクリル絵具を、筆で軽やかに混濁させつつ紙へ伸ばしていく独特のタッチ。少女たちの夢や日常の情景、バレエ、童話のワンシーンなどを美しく描き、高い人気を誇る網中いづる氏。
耳元でささやく声が時に永遠の思い出となるように、淡い色調を明暗巧みに操りながら、ひとつずつの塗りにフェティシズムを宿すような画面は、ノスタルジアを写す鏡となり、見るものの心の襞に染み入って限りなく広がる深い印象を形成していく。
エディトリアルでは、新装版「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズのほか、林真理子氏や角田光代氏、酒井順子氏らの著書の装画、絵本などを数多く手がけている。日本のイラストレーション界でしっかりと地歩を固めてきた網中氏は、ファッションとの親和性も高く、アパレルブランドとのコラボレーションも数多く展開している。
最近、旅をしたり地方との移動をする機会が増えた彼女にとって、色々な場所で撮った写真から絵のヒントが生まれるという。そこで今回は「散歩する、そぞろ歩く」などの意を込めたタイトルのもと、「ゴージャスなバカンスでなく、犬を連れお気に入りの場所を散策するような、のんびりした気分」を伝える新作を中心に構成。
その他、仕事で制作した原画なども含め、大小の近作約50点を展示・販売する。また、同展のために制作する新作ZINEの他、自身の手で絵付けをした陶器やオリジナルコーヒー缶、ステッカーなどのグッズ類も豊富に紹介・販売する。
<作家プロフィール>
網中いづる イラストレーター
アパレル会社勤務を経て2002年にイラストレーターとして独立。書籍装画や絵本の仕事を中心に、企業広告、ファッションブランドへの デザイン提供など幅広く活動している。最近手がけた書籍装画に「朝からスキャンダル」 (酒井順子著)、「奥様はクレイジーフルーツ」 (柚木麻子著)、新装版「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズなど。絵を担当した絵本に「あたしときどきお姫さま」(石津ちひろ・文)など。第4回ペーター賞、第38回講談社出版文化賞さしえ賞受賞。TIS会員。 http://www.izuru.net
<ギャラリートーク開催>
2016年9月16日(金)18:30~19:00 入場無料
作品解説=網中いづる
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Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ
「とても柔らかくて、優しい雰囲気の絵です。同時に、夢の中のような、どこか少しはかない空気感もまとっているようです」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
住所 | 東京都渋谷区猿楽町28-2 SPEAK FOR 2F |
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会場 | GALLERY SPEAK FOR |
開催日時 | 2016年09月16日~2016年09月28日 11:00~19:00 最終日のみ18:00まで 木曜休廊 |
料金 | 入場無料 |
TEL/FAX | / |
参考URL | |
ドレスコード | |
アクセス | 東急東横線 代官山駅 徒歩2分 |
駐車場 | ※お車でのご来場はご遠慮ください。 |
運営元 |
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