「海猫夢幻」~東京湾岸に生きる猫たちの記憶~
02.19[金]~02.29[月] / 東京都 / コニカミノルタプラザ ギャラリーC
カワイイとかじゃない。猫が生きている情景ごと捉えた、詩情豊かな作品たち。
2016/02/09(公開:2016/01/10)
新宿・コニカミノルタプラザ ギャラリーCで行われる写真展イベント
星野俊光写真展 「海猫夢幻」~東京湾岸に生きる猫たちの記憶~会社役員の傍ら、これまでにない視点で猫をモチーフにした作品を精力的に発表している写真家・星野俊光氏の写真展が行われる。
いつの時代も人々を魅了してやまない被写体「猫」。“かわいい”という視点ではなく、猫が生きている情景ごと捉えた詩情豊かな作品が並ぶ。
10年間に渡って東京湾沿岸地域に生きる猫たちを見つめ、その生き様を捉え、唯一無比の世界観を織りなす。身近な場所で人知れず輝く、小さな命たちの姿に目を奪われる写真展となる。
<紹介文>
東京湾岸には、誰かの物なのだけれど誰の物でも無いような不思議な「空間≒隙間」が点在している。
過剰なフェンスや柵によって不完全に仕切られた空き地。
廃棄物を埋め役目を終えた人工の埋め立て地と、それを虚飾する作り物の岩場。
砂浜を違法に占拠する廃船や建物が主張する、人々を拒絶する目には見えない境界線。
本来はこの場所に在るべきでは無いモノによって、日常と物理的あるいは精神的に隔絶された「空間」には、野良猫が住んでいる確率が高いことに気付いた。
人々の暮らしから隔絶された海辺に生きる猫たちの給餌は、残飯だったり、缶詰だったり、釣果のおこぼれだったりと様々だ。栄養も量も時間もいい加減なので、時に猫たちは自らの力で昆虫や漂着魚を捕食する必要がある。
人に媚びず、でも付かず離れず、時には捕食せざるを得ない海辺の猫たちは、ネコ科動物本来の野性味を残しており魅力的だ。
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Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ
「最近、猫の作品展、写真展は数多く開催されていますが、その多くは『ねこの可愛さ』にスポットを当てています。一方、星野さんが撮影するのは“ありのまま”に暮らす猫たち。
厳しい環境の中でもたくましく生き抜く猫たちは『カワイイだけじゃ生きていけないよ』、とも言っているよう。時に美しい東京湾岸と猫たちの姿に、思わず目を奪われるはず」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
住所 | 東京都新宿区新宿3-26-11 新宿高野ビル4F |
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会場 | コニカミノルタプラザ ギャラリーC |
開催日時 | 2016年02月19日~2016年02月29日 10:30~19:00 |
料金 | 入場無料 |
TEL/FAX | / |
参考URL | http://www.konicaminolta.jp/plaza/index.html |
ドレスコード | |
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