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赤坂・サントリー美術館で行われる水がテーマの展示イベント

水は、あらゆる生命の源であり、そのために世界中でさまざまな信仰を生みだし、祈りの対象になってきた。

特に四方を海に囲まれ、水源が豊かな日本では、自然崇拝と相まって、水の持つ精神性が発展したといえる。日本語には信仰背景があることを連想させる水の慣用句が多く、水による潤いが精神にも及ぶ発想があることにその一端が示されている。

さらに、祭器である銅鐸には流水文が表されており、すでに弥生時代から水への信仰があったことがうかがえる。それが今でも続いていることは、湖や滝がご神体として祀られることに見ることができる。

また、浦島太郎の龍宮城をはじめ、水にまつわる昔話が多くあることは、多岐にわたる信仰を映し出しているといえる。とりわけ、日本各地に残る龍神信仰は、雨乞いと深くかかわるものであり、五穀豊穣、ひいては鎮護国家に直結することから、時代を通じて信仰され水の信仰の中核となっている。

同展は、水にかかわる神仏を中心として、その説話や儀礼、水に囲まれた理想郷や水の聖地など、水を源とする信仰に根ざした造形物を、彫刻、絵画、工芸にわたって展観する。それによって、日本人が育んできた豊かな水の精神性を浮び上がらせようとするもの

特に篤い信仰を集めた龍神は、国宝「善女龍王像(ぜんにょりゅうおうぞう)」など優れた造形性を有するものが伝わっており、龍神の持つ神秘の玉―「宝珠(ほうじゅ)」に関する作例とともに、見どころの一つ。

若水を汲む新春に、清らかな水が生んだ神秘のかたちを楽しもう。

＜開催日時＞
2015年12月16日（水）～2016年2月7日（日）
※作品保護のため会期中、展示替を行ないます。
※各作品の出品期間は、出品作品リストをご参照ください。

10:00～18:00　（金・土は10:00～20:00）
※12月22日（火）、2016年1月10日（日）は20時まで開館
※2016年1月2日（土）は18時までの開館
※いずれも入館は閉館の30分前まで
※shop×cafeは会期中無休

＜休館日＞
火曜日、12月30（水）～2016年1月1日（金・祝）
※12月22日（火）は20時まで開館


(2015年12月30日時点の情報)

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Comment紹介者コメント

イベニスタッフ
「生活に欠かせない水は、それそのものが信仰の対象にもなりました。それがどのように表現されているかを幅広く紹介します。

そういえば、日本は雨の降り方を表す言葉なども、かなり色々ありますよね」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所	東京都港区赤坂9-7-4
会場	サントリー美術館 東京ミッドタウン ガレリア3階
開催日時	2015年12月16日～2016年02月07日 00:00～00:00 10:00～18:00　（金・土は10:00～20:00） ※12月22日（火）、2016年1月10日（日）は20時まで開館 ※2016年1月2日（土）は18時までの開館 ※いずれも入館は閉館の30分前まで ※shop×cafeは会期中無休 ＜休館日＞ 火曜日、12月30（水）～2016年1月1日（金・祝） ※12月22日（火）は20時まで開館
料金	一般1,300円、大学生・高校生1,000円、中学生以下無料
TEL／FAX	/
MAIL
参考URL	http://www.suntory.co.jp/sma/exhibit/2015_6/index.html
ドレスコード
アクセス	東京メトロ日比谷線、都営大江戸線『六本木』駅 直結／東京メトロ千代田線『乃木坂』駅（出口3）徒歩3分
駐車場
運営元

※イベント情報は諸状況で場所・日程・時間等が変更する場合がございます。事前に最新情報をご確認の上お出かけください。情報の利用に際しては、「利用規約」および「免責事項」をご確認ください。

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