ショウジョノトモ個展「スルナラY シナ...｜イベント(15817)

ショウジョノトモ個展「スルナラY シナイナラN」

08.29[土]～09.13[日] / 東京都 / TAV GALLERY

「永遠の子供」の魂がテーマのアーティスト作品。さまざまな「スル」の結果とは？

2015/08/24（公開：2015/08/24）

東京のTAV GALLERYで開催される展示イベント「スルナラY シナイナラN」

「永遠の子供」の魂をテーマとして、国内外で活動しているアーティスト・ショウジョノトモの9年ぶり個展「スルナラY シナイナラN」が8月29日 (土) から9月13日 (日) までTVCギャラリーで開催される。

ショウジョノトモ氏は、2004年、「Child Play」というコンセプトを打ち立てたことを契機に、過去の経験を集結した現在のスタイルを確立している。「Child Play」というコンセプトは、「大人サイズの体に子供の心を搭載した人間であり、そのアンバランスが生み出す異端と魅了に翻弄される存在だ」と語っている。

2004年以降、一貫して己に内在する一連のストーリーに沿って制作を継続し、独自な目線と想像力、ユーモア、インパクトの強いキャラクターや色彩が特徴となる作品群は、現代アートシーンのみならず、ファッション業界や、音楽業界とのコラボレーションを多数手がけるなど、さまざまなジャンルを横断し、高い評価を得ているという。

今回のイベントでは恐怖漫画の第一人者、楳図かずお氏の、形而上学的なテーマを含めたSF作品『私は真悟』の一シーンに強いインスパイアを受けたことをきっかけとして開催されている。

『私は真悟』は、小学6年生のさとるとまりんの恋愛ストーリーであり、物語中、産業用ロボットの画面に打ち出された、まりんからのメッセージ、「ケッコンシナイ？」「スルナラＹシナイナラＮ」、「コドモヲツクロウ」「スルナラＹシナイナラＮ」。この言葉を受けて、主人公のさとるは迷う事無くキーボードの＂Y＂を押すが・・・というもの。

「日本には、YES、NOの他に曖昧な返事があり、それは様々な想像力に寄って、問題の暖和、逆に問題を引き起こす事もあります。日本人の気質を描き、また自分の問題と向き合っている私自身に＂スルナラY シナイナラN＂は変革をもたらしてくれるかもしれません。」
（ショウジョノトモ）

多様な「スル」の結果である、日本未発表の作品を中心とした展示となる。作家も今までの活動を振り返りつつ制作されるショウジョノトモの新しい「スル」の結果である新作と合わせ、ショウジョノトモという作家の現時点における全貌をご覧いただける。

◆アーティスト紹介
ショウジョノトモ
「永遠の子供」の魂をテーマに描くアーティスト。過去の代表作として、絵画や立体の展示は勿論、片方だけになってしまった靴下のための結婚式、テレクラboxの会話をエコロジー化するインタラクティブアートなどを開催している。
Website：http://www.shojonotomo.com

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Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ
「することもしないことも、全ては決定する事。名作と言われる『私は真悟』をヒントとして、ショウジョノトモさんがどんな作品を創り上げたのか？非常におもしろそうだと思いませんか？」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所	東京都杉並区阿佐ヶ谷北1-31-2
会場	TAV GALLERY
開催日時	2015年08月29日～2015年09月13日 11:00～20:00
料金
TEL／FAX	03-3330-6881 /
MAIL
参考URL	http://tavgallery.com/shojonotomo/
ドレスコード
アクセス	http://tavgallery.com/access/
駐車場
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