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東京の奥野かるた店で開催される展示販売イベント「神保町ヴンダーカンマー」。

Wikipediaには『驚異の部屋（きょういのへや）は、15世紀から18世紀にかけてヨーロッパで作られていた、様々な珍品を集めた博物陳列室である。』とある。

博物館というものが出来る前、貴族や文人、学者といった存在は自らの興味の赴くままに珍しい自然物に人工物、模造された架空の動物の一部といった珍品をコレクションした部屋を数多く持っていたという。

博物学が発展していく以前の、ごく個人的に作られた、系統だっていないコレクションではあるが、人が持つ純粋な興味や収集欲の結晶として美しく陳列された空間は今でも十分に魅力を持っている。

そうしたヴンダーカンマーに現代の我々はどれだけ近づけるか？収集という形ではなく、グッズ製作、表現などを通じ、いかに楽しい空間を作ることが出来るだろうか？

歴史ある「奥野かるた店」という会場を使い「驚異の部屋」と呼べるような空間を実現できるだろうか？

博物学として整理される以前の、「ただ美しいから」「ただ珍しいから」「ただ面白いから」、そんな人間の興味のみが反映されたコレクション、グッズ、表現物が集められる。

さらに今だからこそ出来うる学術的なアプローチが混在する雑多なイベントにすることを目指しているという。

参加者の秘蔵コレクションの展示、制作物の展示及び販売を通じ、神保町から新たなヴンダーカンマーの提案を始める、第一歩となるだろうか？

◆期間
8月8、（土）、9（日）、10日（月）〜8月31日（月）
平日は11:00～ 18:00　
休日は12:00 ～17:00まで
（8月15日、16日は休業です）

※イベント本番は8日、9日だが、8月末まで展示即売可能だという。
※出展者が会場に詰めている日は、8日、9日のみ。

◆出展責任者　小田　隆（STUDIO D'ARTE CORVO）、畠山泰英（株式会社キウイラボ）


（2015/7/12　時点の情報）

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Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ
「およそ昔から、多くの人がコレクションを行い、それを人に魅せる為の空間づくりに励んできました。
日本においても、それは個人宅にも多くあったと思います。
驚異の部屋、というネーミングには、興味をそそらずにはいられません」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所	東京都千代田区神田神保町2-26
会場	奥野かるた店　2階ギャラリー
開催日時	2015年08月08日～2015年08月31日 00:00～00:00
料金
TEL／FAX	/
MAIL
参考URL	http://www.studio-corvo.com/blog/yatagarasu/2015/06/post-19.php
ドレスコード
アクセス
駐車場
運営元

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