小林和史個展 ANT-WORK 一枚の紙から切り出される寓話
07.10[金]~07.21[火] / 東京都 / GALLERY リトルハイ
本物の虫も騙される! 驚くほどリアルな紙で出来た美しい昆虫。
2015/06/18(公開:2015/06/18)
中野・GALLERY リトルハイで小林和史氏の個展が行われる。
GALLERY リトルハイ 1ST Anniversary exhibition小林和史個展 ANT-WORK 一枚の紙から切り出される寓話
GALLERY リトルハイの一周年を記念して行われる展覧会。昨年、オープニングの際に大好評を博した、小林和史氏の個展を実施する。小林氏は紙を素材に、ハサミ一本で驚くほどリアルに美しい昆虫を制作している。
造形作家、映像作家、服飾デザイナーでもある小林氏。イッセイミヤケのファッションデザイナーを務めた後に独立。アーティスト、デザイナー、空間演出家と多彩な活動をしている。ライフワークともいえる作品が、紙を素材に作られる昆虫達だ。
ハサミで一ミリを15等分に刻める驚異の技術から生み出される、原寸大の“切紙虫”達。あまりのリアルさに、本物のカマキリが切り紙で作ったハエを食べようとして、吐き出してしまったというエピソードもある。
ペーパーワークと他の素材を組み合わせて創る作品は、宝石のように美しく魅惑的でまるで作品の中に生命と時間とが封じ込められているようにも感じられる。
小林氏のこれら作品は、あのU2のギタリストであるジ・エッジ氏や、ローリングストーンズのギタリストのロン・ウッド氏のコレクションにも加えられている。
今回は美しい額やケースに収められた約30点の昆虫作品が展示される。
また、展覧会タイトルは「ANT-WORK」。新作は「LIFE」、「VOGUE」などの美しい雑誌の表紙から切り出された蟻達が奏でる寓話の世界。その圧倒的な迫力に誰もが息を呑むことだろう。蟻の生態系を人間界に置き換え、寓話化した作品。古代から続く環境、変化していく社会に応じ、それぞれが役割を演じて、自分たちの生をまっとうする様が描かれる。
<小林和史のコメント>
「イソップ物語やグリム童話は、擬人化した多くの動物や昆虫が登場人物に出てきて、人間界の教訓を語る寓話です。
同じように、僕は子供の頃からずっと昆虫の中に、自分の姿や人間を見出し救われてきたのです。」
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Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ:なずな
「非常に繊細で美しくリアルな虫たち。それだけでなく、シニカルな物語性も感じさせます。観る者を魅了する、美しく不思議な切紙虫の世界を楽しみましょう」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
住所 | 東京都中野区中野5-52-15ブロードウェイセンター4F 464-2号 |
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会場 | GALLERY リトルハイ |
開催日時 | 2015年07月10日~2015年07月21日 12:00~17:00 |
料金 | 入場無料 |
TEL/FAX | / |
参考URL | |
ドレスコード | |
アクセス | JR中央・総武線、東京メトロ東西線「中野駅」北口からサンモール商店街を経由し徒歩3分 |
駐車場 | |
運営元 |
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