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東京・原宿の太田記念美術館にて開催される展示イベント『江戸の悪』。

浮世絵にも描かれた「悪」のイメージ。人はなぜ「悪」にこうも惹きつけられるのか？

現代においては、テレビドラマや映画、小説といった中で出てくる悪役は時に主人公を凌ぐほどの魅力を放つことも。
かつて江戸時代に生きた人々も、この「悪」の持つ底知れぬ魅力には気づいていたと思われる。

……例えば世間を騒がせた大盗賊が市中引き回しとなると、その姿を一目見んとして街道は群衆で埋め尽くされた。

元禄赤穂事件といった大事件が起きれば、事件はすぐに芝居に移され、吉良上野介（『仮名手本忠臣蔵』では高師直）は悪の権化としてのイメージを定着させていった。

幕末においては、「白浪物」の芝居も流行り(白浪は盗賊のこと)、盗賊や小悪党を主人公とした舞台が人気を呼ぶことになる。

現実、虚構を問わず、「悪」の持つ魅力に好奇心を抱き、時に酔いしれた。
　
今回のイベントは、多様な悪人たちのイメージが描かれた浮世絵から探る展覧会となる。
石川五右衛門、鼠小僧次郎吉といった今にも知られる大盗賊、幡随院長兵衛などの侠客、吉良上野介などの歴史上の人物、悪女、小悪党、悪の妖術使いなど、実在した悪人から物語に登場してくる架空の人物まで、江戸の「悪」が大集合！
　 　
◆入館は17:00まで
◆休館日：6月8日、15日、22日

（2015/4/23　時点の情報）

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Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ：せり
「有名な大悪党から物語に出てくる子悪党まで。
かれらダークヒーローの魅力は現代だけのものではないということですね。

男性だけでなく、女性も負けていませんよ」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所	東京都渋谷区神宮前1-10-10
会場	太田記念美術館
開催日時	2015年06月02日～2015年06月26日 10:30～17:30
料金	一般700円　大高生500円 ※中学生以下無料
TEL／FAX	/
MAIL
参考URL	http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/H2706edonoaku.html
ドレスコード
アクセス	歩き ・ＪＲ山手線・・・原宿駅表参道口より徒歩５分 （表参道を青山方向へ進みソフトバンクの先の路地を左折) ・東京メトロ千代田線/副都心線・・・明治神宮前駅５番出口より徒歩３分 （表参道を原宿駅方向へ進み千疋屋の先の路地を右折）
駐車場	なし
運営元

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