幻想耽美 ―現代アートにおけるジャパニーズエロチシズム
06.17[水]~06.28[日] / 東京都 / Bunkamura Gallery
美の信奉者達が織りなす耽美の饗宴!
2015/05/02(公開:2015/05/01)
東京の「Bunkamuraザ・ミュージアム」で開催される展示イベント『幻想耽美 ―現代アートにおけるジャパニーズエロチシズム』。
36名の美の信奉者達が織りなす耽美の饗宴、ここに開催。「耽美主義」というものは、表現された事柄の思想や善悪を問わず、その美的享受もしくは形態のみに最上の価値を置くという、19世紀後半に広まったヨーロッパの芸術思潮のこと。
文藝の世界ならばオスカー・ワイルドや江戸川乱歩、夢野久作、澁澤龍彦といった人物が知られ、反社会的な思潮から異端や闇の表現に享楽を呈して進歩的なアンチテーゼを醸し出してきたといえる。
こうした活動は60年代に時代を席巻したアングラ文化にも通じるところもあり、ゴシック=ロリータなどに影響をもたらしている。
耽美思想より影響を受けた日本の文学者たちの作品には、美術作家の思想にも浸透し、金子國義や宇野亜喜良などを代表している日本特有のアングラ文化の基盤ともなっている。
オーソドックスとも言える「風景画」・「肖像画」が日本の美術界を支えていた時代、それまで見たこともないような妖艶かつ挑発的な少女の姿を描いた絵画や、可憐であり痛々しく神秘的なドールアート等が印象深く登場。それらは日本画・油彩・人形作品とバラエティに影響を与えている。
今回のイベントは、絵画やイラストなどの平面作品に加えて、ビスクドールといった立体作品、関連グッツや書籍も販売する。
刺激的な内容と陶酔を誘いこむ本質的な美。日本の土壌より生じた36名の作家による、魅惑的な幻想耽美の世界が楽しめる。
◆出品予定作家
(平面)
東學、大友暢子、佳嶋、金子國義、黒木こずゑ、桑原聖美、沙村広明、須川まきこ、空山基、多賀新、たま、成田朱希、根橋洋一、長谷川友美、林アサコ、林由紀子、林良文、古川沙織、町野好昭、丸尾末広、森口裕二、山本タカト、山本じん、吉田光彦
(立体)
上野シゲユキ、オカムラノリコ、恋月姫、甲秀樹、清水真理、神宮字光、Dollhouse Noah、中嶋清八、衣(hatori)、三浦悦子、森馨、矢沢俊吾
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Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ:せり
「人間の本能に訴えかけるような不思議な世界。
そのバラエティに富んだ表現は、こうした世界に馴染みが無い人でも、気になるところではないでしょうか?」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
住所 | 東京都渋谷区道玄坂2-24-1 |
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会場 | Bunkamura Gallery |
開催日時 | 2015年06月17日~2015年06月28日 10:00~19:30 |
料金 | |
TEL/FAX | 03-3477-9174 / |
参考URL | http://www.bunkamura.co.jp/gallery/exhibition/150617genso.html |
ドレスコード | |
アクセス | http://www.bunkamura.co.jp/access/ |
駐車場 | |
運営元 |
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