伏黒歩 「伏黒歩新作立体画」
03.13[金]~03.28[土] / 東京都 / MEGUMI OGITA GALLERY Showcace
他に類を見ないシュールな魅力が凝縮。危ないとわかっていながらも迷い込まずにはいられない!
2015/03/10(公開:2015/03/10)
東京・ショウケース / メグミオギタギャラリー で開催されるアーティスト伏黒歩の作品展示イベント「伏黒歩新作立体画」」。
約一年ぶりとなる伏黒歩氏の新作個展が開催される。鳥や花、木の根などを対象としたシルエットを単色の色面を重ねて描く、まるで夜の暗闇に浮かび上がる影絵のような作風で知られる伏黒歩氏。
2013年より、氏の考える鳥の造形に顕されるような、余計なものを削ぎ落とし続けた先に残った姿形の純粋性を、陶を使った作品を通して、さらに直接的に表現してきている。
土と絵具を等しく表現に取り入れた伏黒の作品は単なる立体彫刻ではなく、絵の中より中心となるモチーフ以外の背景を取り除き、絵画表現の先を追求して生じた、形と色の塊と言える。
手の温もりを感じる素朴な佇まいに親しみを感じつつも、人や鳥や植物が並列的に入り混じる氏の世界を目の当たりにした時、生理現象にも似た不安をも覚えずにはいられないだろ。
そこにいる鳥も人間も、時にほくそ笑んでいるようであり、時には上の空であったりと、思い思いに物思いに耽っている。
高度に組織化された現代社会の中でもがく、我々が自分以外の誰かに向ける外面を一枚一枚削ぎ落としていったその先にある真に孤独で孤高な存在としての人間の本質を映し出しているといえる。
今回のイベントでは、伏黒陶器のアイコンともいえる高さ約60cmの作家初となる全身の立体像をメインに据え、新作陶作品を約20点、モノトーンを中心とした水彩画約6点、油彩を約2点発表する。
それらの作品は、観る者をもきっと彼の世界の一部として取り込んでしまうことだろう。
氏が二次元の絵画を追求した結果生まれた三次元の立体画をご覧いただきたい。
◆休館日
日曜日・月曜日・祝日は休館
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Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ:せり
「余計なものをそぎ落とした先に残った本性のようなもの。
それは時には見にくい姿をしていますが、時には崇高なものにもなり得ます。
色々な外部的な価値観で塗かたまれる現代。時には裸になるのもいいですね」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
住所 | 東京都中央区銀座5-4-14-4F 銀成ビル4F |
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会場 | MEGUMI OGITA GALLERY Showcace |
開催日時 | 2015年03月13日~2015年03月28日 12:00~19:00 |
料金 | 無料 |
TEL/FAX | / |
参考URL | http://www.megumiogita.com/ |
ドレスコード | |
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