オレンジ合戦 La Battaglia delle Arance Storico Carnevale di Ivrea:イタリア
02.15[日]~02.17[火] / イタリア / Piazaa Ottinetti, Piazza Vittorio Emmanuele, Piazza del Rondolino, Il Borghet
トマト祭りの数十倍危険!数10トンのオレンジが飛び交う『オレンジの戦争』
2015/01/20(公開:2014/01/26)
イタリアのイブレアで行われる、オレンジをぶつけ合うお祭りイベント。
オレンジ戦争(Battle of the Oranges)とも言われる祭り。スペインのトマト祭りはつぶしたトマトを投げる祭りだが、イタリアのオレンジ祭りは固いオレンジをそのまま投げつける。
カーニバルの期間に行われ、地区ごとにチームを作り、悪い領主たちに思い切りオレンジを投げつける。さらに、領主たちもオレンジを投げ返してくる。例年多くのけが人が出る危険な祭りである。
観客にオレンジが当たらないようイベント会場の周りにはネットが張られている。また、ネットの中に入る場合は赤い帽子(オレンジを当てないで、という目印)をかぶるが、それでも流れ弾(流れオレンジ)が飛んでくることがある。
その昔、花嫁の初夜権(Raineri di Biandrate)を持っていた専政的な領主に反抗するため始まったとされる。一説には、当時は切り落とした人の頭を投げていたのが、オレンジに変わったとも・・・。
また、オレンジではなくリンゴが投げられていたという説もある。
使われるオレンジはおよそ400トン。この地域ではオレンジが生産されていないため、シチリアから運んでくる。もちろん、祭りの後は町じゅうオレンジだらけになる。
一週間ほど続くカーニバルのお祭り一環で行われ、オレンジ合戦は2月15日から17日の3日間、14:00~開催。
(2015年1月20日時点の情報)
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Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ:なずな
「オレンジが当たったら・・・と想像するだけで恐ろしい!!
中世の独裁君主に対抗した民衆が、城を破壊したことが由来するといわれます。その中でも粉屋の娘・ヴィオレッタの伝説がすごい。領主である侯爵と無理やり結婚させられた彼女。圧政に反抗すべく、侯爵を殴り倒し、首を切り、城の上に晒して自由を宣言したそうな。ヴィオレッタ強い!」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
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