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4月25日から7月5日（日）まで、六本木の森美術館で「シンプルなかたち展：美はどこからくるのか」が、開催される。

ポンピドゥー・センター・メスとエルメス財団による初の共同企画展が、日本に巡回する。

いくつものシンプルで美しい美術作品を生み出した近代の美術。ヨーロッパでは19～20世紀にかけて、数学、機械工学、生物学、地質学、考古学などの探求の中で「シンプルなかたち」が再認識され、工業製品や建築のデザインなどに多くの影響を与えた。またそれらの品格ある魅力は、アーティスト達をも魅了し、近代芸術の多くの名作が結実した。

その一方、単純で美しい形は、自然の中や、多くの国の伝統文化の中にも見い出せる。例えば、石器、バードストーンなどのように、各地のプリミティブアートや民俗芸術の中にも多くの「シンプルなかたち」が登場する。日本では工芸、茶道、禅画などに、同様の美学が体現されている。

この展覧会ではこれらの「シンプルなかたち」について、地理的な広がり、歴史的なつながりを示し、ダイナミックで尖鋭な現代美術のインスタレーションもあわせて紹介する。そして、これらに共通する時空を越えた普遍的な美を描く。

複雑になる現代社会で、飾らず、おごらず、原点に立ち返る「シンプルなかたち」は、我々が生きる上で真の豊かさとは何かを問いかけてくれる。

会場では、先史時代のオブジェから現代アート作品まで、幅広いジャンルから集められた約130点が展示される。

この展覧会は、フランス・パリのポンピドゥー・センターの別館、ポンピドゥー・センター・メスとエルメス財団のコラボレーションによって開催された展覧会の巡回展。展示内容は今回のために再構成されるとのこと。


＜開催日時＞
2015年4月25日（土）～7月5日（日）
10:00～22:00
※火曜日は、10:00～17:00。入館は閉館の30分前まで。
※2015年5月5日(火)は22:00まで開館


（2015/1/28　時点の情報）

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Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ：なずな
「工業製品、建築デザイン、そして近代美術にも大きな影響を与えた“シンプルなかたち”に焦点を当てた展覧会です。それは普遍的な美とも言えますね。古今東西の“シンプルなかたち”が集まります。

ちなみに森美術館は今年の1月から改修工事のため休館していて、この展覧会がリニューアルオープンを記念したものとなるそう」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所	東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー
会場	森美術館
開催日時	2015年04月25日～2015年07月05日 00:00～00:00
料金	一般 1,500円、大高生 1,000円、子供(4歳～中学生) 500円 ※料金は変更の可能性有。
TEL／FAX	03-6406-6111 /
MAIL
参考URL	http://www.mori.art.museum/jp/index.html
ドレスコード
アクセス	■東京メトロ日比谷線「六本木駅」徒歩0分（コンコースにて直結）。 ■都営地下鉄大江戸線「六本木駅」徒歩4分。 ■都営地下鉄大江戸線「麻布十番駅」徒歩5分。 http://www.mori.art.museum/jp/info/access.html
駐車場
運営元

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