横尾忠則 大涅槃展
01.24[土]~03.29[日] / 兵庫県 / 横尾忠則現代美術館(兵庫県立美術館王子分館)
およそ600体の“涅槃像”コレクションが大集結。横尾作品における涅槃の意味を探る。
2015/01/07(公開:2015/01/07)
神戸市・横尾忠則現代美術館で2015年1月24日(土)~3月29日(日)まで、“涅槃”をテーマにした作品を紹介する展覧会「横尾忠則 大涅槃展」が行われる。
「涅槃」とは、釈迦の入滅(死)を表すと同時に、あらゆる煩悩から解き放たれた悟りの境地を表す。輪廻転生を繰り返してきた魂が、やがてたどり着く不生不滅の地「涅槃」。生きとし生けるものにとって、憧れのユートピアであると言える。横尾忠則は、1995年頃から肘をついて寝そべる「涅槃」ポーズの置物を収集してきた。きっかけとなったのは、自宅に飾っていた入滅する釈迦の涅槃像と、横たわる裸の人魚像に「一人の人間の中にある二つの性質」を見出したことだったという。
それぞれの像が有する『崇高なものと通俗的なもの』、『死ぬことと生きること』。これらを対立するものとしてではなく、表裏一体の近しい関係として捉える姿勢は、横尾作品の中に通底する特徴でもある。
その背景にある聖/俗、死/生などの関係性を軸に、涅槃像を用いたインスタレーションの他、「涅槃」ポーズを持つ近代絵画の横たわる裸婦像、近世の様々な涅槃図を集めて展示する。
また、涅槃に関連する横尾の絵画、版画、ポスター、装丁もあわせて展示し、横尾作品における涅槃の意味を探る。
<関連イベント>
○玉川奈々福 浪曲ライブ
出演:玉川奈々福(浪曲師)、沢村豊子(曲師)
日時:2月22日(日) 14:00~15:30
会場:横尾忠則現代美術館 オープンスタジオ
定員:100席 ※聴講無料、要展覧会チケット
○ねんどでmy涅槃(ねはん)
講師:横尾忠則現代美術館学芸員
日時:2月14日(土)、2月21日(土)
>さらに読む
Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ:なずな
「“横尾忠則の偏執的な収集癖”によって集められた、さまざまな涅槃ポーズの作品。
入滅する釈迦から、セクシーな裸婦まで幅広いです。人だけではなく、カエルや信楽焼の狸まで『涅槃』ポーズのあらゆる生き物たちを集めていたようですね。
その他、涅槃をテーマにした横尾作品も紹介されます。悟りの境地にちょっとだけ近づけるかも・・・?」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
住所 | 兵庫県神戸市灘区原田通3-8-30 |
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会場 | 横尾忠則現代美術館(兵庫県立美術館王子分館) |
開催日時 | 2015年01月24日~2015年03月29日 00:00~00:00 |
料金 | ◆一般:700円 ◆大学生;550円 ◆高校生・65歳以上:350円 ※中学生以下無料 ※障がいのある方とその介護者1名は当日料金の半額(65歳以上除く) |
TEL/FAX | 078-855-5607(総合案内) / 078-806-3888 |
参考URL | http://www.ytmoca.jp/exhibitions/2014/10/20-2.html |
ドレスコード | |
アクセス | http://www.ytmoca.jp/guidance/accsess.html |
駐車場 | |
運営元 |
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