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12月11日(木)～12月23日(火)まで、前田勝介によるミニチュアのヴィトントランク作品展示が中野・GALLERY　リトルハイで行われる。

世界有数のアンティーク・ルイ・ヴィトントランクのコレクターである、工業デザイナーの前田勝介氏。彼の収集品は、ルイ・ヴィトンのアンティークトランクが主で、その大部分が1880年代～1940年代の大変貴重な受注生産品。

およそ100点のトランクに、小物や広告及び同じ時代の関連資料などを含めると、1000点以上もの膨大なプライベートコレクションを有する。それらは展示会や個人ミュージアム等で公開しており、これだけの量をプライベートで保有し、公開している例は世界的にもほとんど見当たらないという。

前田氏は自身が所蔵しているトランクコレクシヨンを資料として、独自の製法で超精密に再現した12分の1（ドールハウス国際基準）に縮尺された、世界でただ一つの紙製のヴィトントランクを制作している。そして、今回約40点の作品を展示する初めての展覧会が行われる。

様々な小さな小さなヴィトンのトランク。細部のディテール、トランク一つ一つについた旅の傷さえも細密に再現されている、スーパーリアル・ペーパークラフト作品。今回のイベントは「立体歴史紙芝居」と題し、そのペーパーヴィトントランクを使い、当時の史実や時代背景を、小さな額の中に収めている。

精巧なペーパーミニトランクは、欧米を中心として世界14カ国にコレクターがおり、フランスのトランク博物館（Luggage Museum / ヴィトン家の一人との共同事業）にも収蔵されるなど、海外でも高く評価されている。

それらはまるで「時が封じ込められた匣」のようであり、小さなフレームの中に歴史の一コマ切り取った紙芝居のようでもあり、当時の空気と時間を封じ込めたようでもある。懐かしく、楽しく、時には悲しく、美しさと旅の浪漫を感じさせる。そして観る者を100年前の世界へといざなう。時空を超えた小さな世界に旅立ってみよう。


＜開催日時＞
2014年年12月11日(木)～12月23日(火)
12：00～19：00（最終日17：00まで）　水曜休廊　



(2014年11月17日時点の情報)

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Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ：なずな
「ミニチュアサイズのルイ・ヴィトン（LOUIS VUITTON）のトランク。紙製の作品は非常に精巧でリアル！

あのタイタニック号の事故の際には、ルイヴィトンのトランクにつかまって波間を漂い命が助かった人がいたという有名なエピソードがあります。さらには沈没から数十年後、タイタニック号の船室から遺品が引き上げられた時、ルイヴィトンのトランクの中身は水に濡れることもなく当時のままの姿で残っていたそう！

そんな美しく機能的なトランクを、時代の一コマと共に見事に再現した作品です」
美しい額の中でミニトランクが時空を超えて旅する姿を観せてくれます。

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所	東京都中野区中野5-52-15ブロードウェイセンター4F　464-2号
会場	GALLERY　リトルハイ
開催日時	2014年12月11日～2014年12月23日 12:00～17:00
料金	入場無料
TEL／FAX	050-3597-7222 /
MAIL	info@little-high.com
参考URL	http://www.little-high.com/
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